はとバスツアー

Diary

せっかく東京まで出てきたんだ。スカイツリーにも上ってみたいよ。こっちの人たちは、ほぼ無関心のようであるが、それはいつでも行けるからだよね。たとえ、しょうもない結果に終わろうとも、スカイツリーに上ってみたい。

しかし、普通に向かっていっても、やっと一般入場ができるようになったばかりじゃないか。展望台へは数時間待ち、というウワサも耳にする。これは…相当気合い入れていかねば、とてもとても上ることにならんのじゃあないか。

という危惧のもと、確実に上がることのできるであろう、はとバスツアーを申し込むことに。しかし、目当てのはとバスツアーは予約で、ほぼ満席。どうしたものか。

たった一つ、空きのあるツアーがあった。それは、朝7時20分浜松町出発の朝一ツアーであった。えっ。じゃあ、横浜のホテルを何時に出発ってこと?

道のりを逆算すると、私たちは5時過ぎに起きなければならない計算になる。

ぐえっ。

しかし。ないんでしょ。それしか。起きますよ。起きたらいいんでしょ。

がんばって起きたおかげで、私たちのバスは、朝イチの空っぽの駐車場へ一番乗り。天望デッキ [ 地上350m ] への入場券を入手して、周りを見渡すと…

本来、並ぶべき整理ロープの箇所すら無人。こっ。ここまで無人ならさ、(この時間限定かも知れないけれど)一般入場だって一番上まで上がれるんじゃない?

超高速エレベーターで天望デッキへ着いたら、天望回廊入場券売り場へダッシュ。これはツアーのオプション。ツアーは時間限定なので、混雑状況次第で上がってる時間がないかも知れないからだよ。

天望回廊 [ 地上450m ] 入場券を入手。天望デッキから天望回廊へ上がるまでに、数時間待ちのハズだったのに、ここまであっさり進むとは…そしてまた、一番乗りで天望回廊へ導かれた。

天望デッキから天望回廊へのエレベーターは天井がシースルーで、見上げるとこんな感じなんだ。

誰もいないねぇ。

振り返っても、誰もいないねぇ。もちろん、ここに来るまでにもボチボチ観察したり、写真撮ったりしてたんだけど、それでもガラーン。早起きの効果、おそるべし。

おっ。おそらく日本の建造物において一番高いトイレ発見。記念に使わせてもらいましょう。男性用トイレには、小便器が一つしかなかった。記念、記念。そして大便器も一つ。

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ここまで水を汲み上げるのも、相当な苦労だよ。えらいね。さて、せっかくここまで上がってきたのだから、撮影しないとね。いや、本当はここまでに相当枚数撮影したんだ。だけど…

まあ、こういうアングルの方がぁ…

こういうアングルよりぃ。高いー、て実感がない?それにしても、何か変なのだ。横浜に滞在中の同じようなあの景色と何かが違うのだ。

なんだろう。

それは、表現のしようのない、この空気感だろうか。

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人々はみな、デジカメで写真撮影に夢中。覗き込んでいるその先にあるものは…

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これ。

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もう一度、この大都会を撮影してみよう。

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おや?

写真中央の高いビル間に覗いている、金色のウ○○みたいのは、アサヒビールの炎のオブジェなんだって。

躍進するアサヒビールの心の象徴で、本当は立て置きしたかったけど、日照権の関係で横にせざるをえなかったんだって。

倒れちゃったら元も子もないね。もう炎じゃないね。○○チにしか見えないもの。

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上がりたくって上がりたくって、上がってはみたものの、なんだかあっという間に下に降りてしまった。

そして見上げてみる。

ここから見えているのが天望デッキね。

はい。スカイツリーの見学終了。

次に向かっていく場所は、ツアーにひっついてきたお食事だ。

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道のりの途中、バス中から撮影。この写真の中央にかすかに見えるのは東京タワー。

ようわからんでしょ?

しかし、この街の(この大都会の)この空気は遠景を見つめるほどに、もの悲しくなってくる。

ただ単に、この日が霞んでいただけなのかも知れないけれどね。

さて、お食事の場所だが…

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この舟(COLUMBIA号)があるところだよ。

ついたー。

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ここでの昼食バイキングがセットになってたんだよー。

うーん。高級(?)ホテルのバイキングだから、すこーし期待してたんだけど。

どれも、味付けは濃いめかな。

おじさんやおばさんに濃い味は厳禁だからね。

そして、その食材も今ひとつ納得できるモノがない。

ちょっとガッカリした。

そしてガッカリに拍車をかけ、とどめをさしたものがあった。

二人で+1,700円。

なんだと思う?

オプションのドリンクバーだよ。

高級(?)ホテルのドリンクバーなんだから、この程度の料金は当たり前だよね。

頼む方だって、そんなことは承知の上だ。

しかーし。

ドリンクバーの前に立つと、そこには目を疑う光景が…

ファミレスやってもっといいもん飲ませるぞっ。

「責任者でてこいや~。」

大人げない人なら、きっとそう言って、マジギレするに違いない。

100%果汁のジュースを期待していたんだけど、いけなかった?

そこにはコカコーラやクーなどほんの数種類のドリンクが用意されていただけだった。

どんだけぼったくるつもりやの?

「キャンセルします」

と、言えればよかったのだけれど、のどが渇いたから、二人でブーブー言いながら、飲んじゃったよ。

よい子のみんなは、ちゃんと内容を確かめてから注文しなきゃいけないよ。

都会の物価は価格だけでは計れない、それ以上のものなのかもしれない。

ここで生きていくのは大変だと思った。

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帰りの道すがら見えた隅田川。そして、あの柔らかいアーチ橋は永代橋では?

って月島や~ん。

あっ、あそこにもんじゃがあるんじゃーっ。おろしてくれー。いいたいよ。ホントに。

やっぱり今回も、もんじゃには縁があって、そして ない らしい。

おばさんちも目と鼻の先だなあ。

さて、バスツアーも無事終わり。横浜まで帰ってきました。

ここから、またまた歩きとなるが、途中見つけてしまった。

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あぁぁ…CATSぅぅぅ…

11月まで、ここ横浜でCATSが公演されてますからね。

ちなみに千秋楽は完売。

あー、行きたかったなぁ。ねえ

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