マイクロフォーサーズ

Diary

前々から気になっていたマイクロフォーサーズ式デジタルカメラ。

f家初。

ぱっと見コンデジな風貌。

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よーく見ると、コンデジにしては堂々とした大型レンズかもと、なんとか気づく程度。

淡いピンクのボディと相まって、なんの威圧感も感じられないところがいい。

操作ボタンは残念なくらいコンデジ風のミニマム構成。

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コストダウンに貢献。本格派には物足りないのかな。

いいの。

コンセプトは、女性や初心者、コンデジからのステップアップなどなど、親しみやすさを思い切ってアピールしている。

このカメラ、マクロが苦手だそうだ。どれどれ。

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うーむ。マクロ云々よりも絵造りが強烈というか…ブログ向けと言えばブログ向けなんだろう。

でも、背景ボケのおかげでテキトーに撮影しても、邪魔者たちがボケボケなので助かるね。

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ふつーに撮っても、しっかりボケ味が表現される。

解像度はどうかな?

上のトマトのヘタ部分を100%(1:1)表示で見てみよう。

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こっこれは。

ヒゲも間違いなく捕らえてるし、何より階調に全く(まったく)ザラツキが見られないのが驚愕なんだけど。

こっこれならデジイチいらんじゃん。

撮影素子のサイズって大事なんだね。

デジカメの画質は最大解像度や画素数で決まるもんじゃないんだね。画素数にだまされちゃダメだね。

ヒツジの着ぐるみを着た狼って感じのカメラだね。

さあて。

「あまりぼけて欲しくないんだけど」というヒトのために、合焦域以外を逆に鮮明にする機能もあった。試してみる。

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逆光をものともせず撮影。F値の小さい単焦点レンズのおかげだ。

中央トマト群の手前や背景にもピントが合っている。

壁面タイルの形も分かる。

画面全体(手前も奥も、近くも遠くも)にピントが合うのはコンデジ風。

合焦域以外をよりぼかすこともできる。

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並べて見よう。

コンパクトデジカメの手軽さと、デジタル一眼の画質を同時に入れることができる。

あとズームを1本持っておけば、プチお出かけのお供には完璧。

便利な世の中になったものだ。

olympus E PM-1、会社はゴタゴタと大変みたいだけど、商品はいいものを出してます。

去年の末頃、ツインレンズキットは10万円近くしていたんだ。今ならその半額以下。なんで。

そろそろ次世代機が登場かもしれない。

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