3分スピーチ

Diary

おはようございます!

無謀にも自分に朝の3分スピーチを依頼された方からも「仕事の話よりランニングの話が聞きたい」と熱望された。持ち時間は3分。全然足りないので、無抑揚で一気にしゃべりたおしてきた。自分自身に大切なことなので、スピーチの内容を残しておこうっと。

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30年間運動ゼロの私が2年前の夏、ランニングを始め、3日前、久万高原マラソンまで狂ったように1本のハーフマランを走ってきました。今年の愛媛は落選で走れませんでしたのでフルマラソンは未体験。来年のが運良く当たりましたので今から心待ちです。目標は3時間半切りです。フル走ったことがないのに「3時間半切りたい」のにはワケがありますが、そのお話はまたの機会にさせていただきます。

さて、2年間走ってきてて「よかった」と思うことと「後悔した」ことを1つずつお話しします。

走り始めてよかったこと

30年近く、花粉症による鼻炎に悩まされてきました。自分、いろんなものに反応します。毎年2月~8月頃まで、真夏でもマスクが必須です。年中暑いです。お薬はほぼ1年中飲んでました(す、じゃなくて、ました)。ついでに当家の遺伝で高コレステロール体質のため、コレステロール値を下げるお薬も1年中必須です。薬漬けの毎日です。いや、でした。

ランニングを始めてちょうど1年たったころ、いろいろエライ目にあいました。帯状疱疹になったり、子供の頃以来の喘息が発症しかかったりと、さんざんでした。今思えば、帯状疱疹も本人的には「筋肉痛か」程度で、周りもびっくりするほど症状が軽かったのは、走っていたおかげ、だったのかもしれません。

今年の春、どちらの症状も唐突に「ぴたり」と止まりました。ごめんなさい止まりましたは嘘です。たまにはくしゃみも出ます。笑

30年間、どこの病院へ行っても、どの医師に聞いても

花粉症は抵抗力がつく病気ではありません。一生投薬治療が必要です

といわれていたので、ある意味拍子抜けです。抵抗力つくじゃん、です。

つまり「よかったこと」はランニングを始めて、なんだかわからないけどカラダが丈夫になった、気がするいうことです。

後悔したレース

1年かけて、マラソン11回走って(ゆうてもその殆どがハーフマラソン)、1度だけ後悔したレースがあります。

それは前々回の10回目のレース。走り終わったあと嬉しさがまったくこみ上げてこなかったですね。そのレースとは別に3日前、久万高原マラソンを走り終わって、やっと嬉しくなかった理由がわかりました。

レースに出たことがある人はご存じと思いますが、以外にいないんですよね沿道の応援に「ありがとうございます」て応えながら走るランナーさんて。でも、みなさん、それだけほんとに必死で真面目に走ってるってことです。

で、10回目のハーフマラソンでは、今日こそ何が何でも2時間を切りたいという一心でした。自分のようにお気楽に「ありがとうございます!!」なんて叫んで余裕かまして(?)走っているから2時間切れないのではないだろうか?

それまでずっと続けていたレース中の「ありがとうございます!」をしなかった。2時間、一度も沿道の声援に応えず、ひたすら必死で走りました。結果、待望の2時間を切りました。2時間切ってうれしいはずなのに全く嬉しくないんです。

そして3日前、やっと2時間を切った余裕でしょうね。「ありがとうございます!」マラソンが復活です。久万高原の450m上がって450m下るアップダウン中、最後はゲー出るか思いましたが、沿道の方々へ感謝の「ありがとう!」を叫びながら走り続けました。実は残り2キロはボーとして反応していたかどうかも覚えてないです。

結果は1年前の同コースを20分上回る自己ベスト。この結果はもちろん嬉しかったのだけれど、沿道の声援に応えながら走る自分のマラソンにこれを欠かしてはいかんかったんや、と「初の2時間切りマラソン」を後悔もしました。なぜあのとき「2時間切り」に嬉しさがこみ上げてこなかったのが分かり、逆にすっきりした瞬間でもありました。

次は、フルマラソンでも最後まで「ありがとう」て叫びながら、たまに手振って、走れるかどうか試してみたい思います。しかも目標はあくまでタイム。3時間半切り。

ありがとうございました。

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