COD 3戦目 12/23 [今治]

K9-Trial

このしとに負荷がかかっていたのは明らかだった。

#湯ノ浦公園を出たところ。この石垣で場所が分かるのは今治の方でしょうな
よそうどおり。開始前から、そわそわきょろきょろ。仕方ない。大好きな人たちがいっしょなんだから。
できるかぎり落ち着いてもらうため、私たち二人はそうそうと会場へ。なるべくお二人さんの見えない場所へ回り込んで、ヒール・シット・ダウン・スタンドを繰り返す。
混乱してる。シット・ダウン・ステイの区別がついていない。そういうものなのか。
時間をかけるしかないな。何度も何度も繰り返す。試験開始前まではとにかく歩き続けよ。
開始ちょっと前。小林先生に気になってたことを聞いてみた。
小林先生!それぞれの課題に入る前ってQueueの名前を呼んでからスタートしていいんですか?
#ちなみに試験中はダメ
小林先生「どーぞどーぞ。スタートする前は大丈夫ですよ。」
小林先生「試験の途中でも、聞きたいことはその場で何でも質問してください。採点には何の影響もないですよ。わからないまま進めるのが一番だめです。」
#自分たちがいつも言っていることなのに…立場が変わるとずっしり重い。
ほっ。なんとなくの不安要素が一つ消えた。やはり不安なことは聞かなくてはならんな。
小林先生「Queueちゃんは、何枚目かな?2枚目だったかな?」
はい。前回1枚目でした。
小林先生「大丈夫。合格できるよ。今日、何番?」
2番です。
小林先生「いい順番やね。」
そうなのか。
小林先生「何か不安なことありますか?」
実は…今日は本当のパパママも来てまして。落ち着きがないんです。
小林先生「あっそう。でも、いろんな環境で試験を受けて、失敗してもいいから、自信を持って受けてください。大丈夫、Queueちゃんもがんばっとるよ~。おとうさんもがんばっとる。最初の試験の失敗からしっかり修正して合格したじゃない。」
#うっ。ちゃんと見てくれてるんですね。ありがとございます。

#湯煙のなかロッククライミング
このあとも、とにかくてくてく歩き続ける二人。キョロキョロも減ってきて、なんとかまともに試験に参加できそうな雰囲気。
さあ、試験開始。
Queueちゃん、こっち見て。
ヒール
八の字は何とかこなした、心配していたシットもできた。
ANNEさんによると、Queueが内回りのときに、もう少しはらんでまわった方がいいらしい。くんくんするのも減点対象になるそうだ。ワンにもそうとう集中が必要なんだね。
ところが…最初のダウン(ノーマルペース)をしない。
うりゃ。逆戻りじゃあ。[:がーん:]
開き直って(諦めて)QUEUEの様子をうかがうのを止めた。前だけ向いて笑って進もう。
ANNEさんによると、この後、スローペースのダウンだけはしていたらしい。なので、この時点では不合格とはならない。
ということは、ノーマルペースもファストペースもスローダウンが足りなかったのでは?そっかぁ。今日は自分に落ち着きがなかったからな。
ダウンが一回もできてないと思ってたので、この時点でいったん、お気楽モード突入である。

#ん?なになに。■お願い■幸せの湯気は外から浴びて下さい。石垣が崩れる場合もあります。こちらのモニュメントに登ったりして遊ばないで下さい。ケガをされても…
[:がーん:]ごめんなさい。
スタンドイグザミネーションは何が減点なんだか分からない。
あとで、ANNEさんから「3歩動いたの?」て。いつかANNEさんのビデオを見せて頂こう(って勝手な)。
リコールでは、ノンリードからのシットが、キョロキョロ~と、前方へふらふらふら~と。
あっちゃちゃー。かえっておいでーよ。
小林先生「呼んで」
Queue
#左足ぽん
はっ。(今思えば)もしや、これも減点?
てけてけ、シット。
うっうっ。来るんや。来るんや~(T_T)
集中できてないだけなんよね。
この後のカムには、猛然とダッシュでシット(に見えた)。
いいこや~。脱走やないんや~(T_T)。今日ここに来たんはこのためやったんや~。
********************************
前半の課題が終了し、待機。この間、ANNEさんとの充実した時間を過ごす。
********************************
Queueは、ANNEさんにさわってもらったりしながら、徐々に落ち着きを取り戻し、キョロキョロもなくなり、寝ころがって昼寝を始めた。やっとリラックスできたみたい。
さあ、ラスト。ステイステイ。
ふと、ANNEさんがスコアボードを見て、「Queueちゃんいけてますよ」。
え”っ。
いけてんの?
んな、馬鹿な。
本当にギリギリいけてたらしい。これが、逆にプレッシャーになって覆い被さってくるんだな、これが。
普段不安のないステイ。
もしかしたら不安定なりに合格できそう。
それはそれで…ちと困るんですわ。
ところが…
前半最後の方が終わろうとしたそのとき、「キューキュー」と声を振り絞っているお方が。
あぁ、Queueちゃん。見つけてしもたんやね。あぁぁぁ…
せめてもの救いは、ワンの立ち位置が見学者に背を向けていることか。
不安いっぱいのシットステイの時間の、まあなんと長いこと。
キョロキョロとまわりを見回すQueue。
がんばれ!Queueちゃん。こっち見ろ。おいらは見ないけど。こっち見ろ。

#道の駅、今治湯ノ浦温泉 モニュメントだったのさ~

コメント