大暴走の果てに

K9-Club

※ 杏ちゃんSS合格おめでとう。Anneさんに会えた。早速、Queueを掲載してくれてる。Go Go!Hug×Hug 時間☆
4.SIT-ST(シット・ステイ:20/20)
⊂’U┳━━┯‘は11番なので、後半グループと思っていたが、すでに帰っちゃったワンの関係で、前半グループの最後尾に入ることになった。ふいをつかれてドキっ。
横一列に並んで、さあ一斉に
「リーブユアドッグ」
てくてくてく
バウワウ!ガオオガオ!ワーワー!ギャーギャー!
こらーーっ!チェーンつかめ~。
あ”~。ぎゃあぎゃあ。ワーワー。
背中で何かが起こっているようだが、うかがう余裕などない。前を向いててくてくするしかできない。
まだ、ギャーギャー言ってる。こわっ。
それでもてくてく。とりあえずてくてく。
「アバウトターン。ホールト」
くるっ
そこには大型ワンたちの暴走パニック姿があった。大変大変。
どうも、一頭が暴走を始め、周りの大型犬たちが一斉に反応したようだ。
残ったのは小型犬だけ。思うに、この子らびびって動けんかったん違う。
やり直し?やり直すん?
小林先生「今できている犬は合格にします。できてない犬ももう一度します。」
ほっ。もう少しや。がんばろ。と思ったとたん。
のそのそ、てけてけてけ。おいらにじわじわ近づいてくる子がいるよ。
それは⊂’U┳━━┯‘ちゃん。

#今治桜井総合公園にて。ビートルズのオブラディ・オブラダにのりのり
#今回の試験では、写真撮影の余裕はほとんどなく、前回で出尽くし。次回がんばる。

えええええええー。うそぉーー。
小林先生の「あらら~。」っていう声が聞こえた。
くー。やっちまった。やっちまった。ジエンド。
今まで一回もスティで動き出したりしたことないのに。
よっぽど心細かったんやろうか…
何を思ったか、おいらは、てくてく定位置に戻ってしまい、⊂’U┳━━┯‘を足元に手ぶりで呼んだよ。
のそのそと近づいてきて足元に座ったよ。

#どこまでもどこまでも、歩きながら踊りつづけるゆっくん。
安心し。もう大丈夫だよ。
スティが終わった後、何度も何度もなでなでしてしまった[:パー:]
今思えば、この時の自分の対応はPENALTYだったのかもね。
とゆーのが、その後二回ステイで、残念ながら動いてしまうワンがいても、ハンドラーさんは誰一人動いていなかったような気がするんよね。
うーん。今度の授業で先生に確かめておかねばならん。
もちろん、試験中はそんなこと考えている余裕はないんよ。
やっちまった~。ここまで予想以上のできだっただけに、がっくり。泣きたくなるよ。
できることなら、もう一回ステイのチャンスをください。お願いします。
そのとき、小林先生の声が聞こえた。「そっちの三頭はもう一回してもしなくてもいいからね。したい人だけしたのでいいから。」
この時点で、この三頭てのが⊂’U┳━━┯‘を含めて失敗したワンのことだと思ってた。
失敗したワンも次のために練習しときなさいよっ、ていう意味だと思いこんでいた。
だから、ちょーがっくりきてた。ああ、やっぱりチャンスなしかあ。
でも、次のこともあるから、どんな状況でもステイできるように練習するいいチャンスかも。そう言い聞かせてチャレンジすることにした。
伊与田先生に一応確認する。
「⊂’U┳━━┯‘も、もう一回やっていいですか?」
いいですよ~
ありがとう。伊与田先生。
本日二回目のシットステイはきちんとこなせた。
一度目のステイはいつまでもいつまでも続くと感じたのに、失格と思って開き直ったステイでは短く感じるなんて、そういうもんなんだね。
ああ、これが一回目だったらなあ。くぅーーやしい。

#あ。こけた。
5.DWN-ST(ダウン・ステイ20/20)
某然とした状態のまま、ダウンスティが続く。
傷心の身にはあまりに酷なステイ。
そう。このよーに、やってる本人は、哀れなほどにちょー必死なんだな。
本日の全ての課題が終了し、の元へ戻る。
どーやった?
うーん。よくわからんのよ。でも、たぶんダメやと思う。
実はね実はね、これこれこーであーで‥とにかく大変だったんだよ。
で、結果は前回報告の通り。
いっとう最初に合格を発表していただけて、うれしうれしな上に、さらに嬉しいお言葉。
小林先生「きょう最初の合格者は⊂’U┳━━┯‘ちゃーん。なんと二回目での合格。また、久しぶりのダックスの合格です。よくできました。おめでとーございます。」
きゃーきゃー。ありがとうございまーす。きゃーきゃー。くうちゃん、やったね!すんごいうれしーよー。
不合格と思ってただけに、えーんえーん。
ああ、今日はなんていい日なんでしょう。

#隣接する小公園に素敵な動物の群れが…
#子象の心音を聞くゆっくん。

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