OBEDIENCE DOG

「くぅちゃーん。」
ニコニコして近づいてこられる小林先生をチラ見して後ずさるくぅ。
「くぅちゃんは、あいかわらず控えめやねー。優等生マグとおんなじやねー。」
なんですと。んー。そういや先日3枚目ODX獲得のマグさんはくぅの臭いがするワンですね。え?もしかしてシャイなままでもOKなん?
「さて、くぅちゃん。いぶきー、いぶきも、こっちにきてください。」
はい。なんでしょう。
「くぅちゃんといぶきは、次、ODですね?」
いいえ、まだCODです。
「ん?二人とも2枚目じゃなかった?」
はい。2枚です。
「じゃあ、もう次はODです。すぐですよ。ODの説明しておきます。一応、そのまえに予備的にSSっていうのがあるけどね。やる内容は変わりません。いきなりOD受けたんじゃ0点てことにもなりかねないからね。SSで練習してください。どっちにしても、二人ともODの練習をそろそろ始めておいていいでしょう。」
え[:むむっ:]いくらなんでも無理や思いますが…
でも、小林先生がそういってくださるんなら、皆さんに迷惑をかけない範囲でがんばりましょう。
さて、小林先生から「OD」の内容について記された説明表を渡され、みんなで確認した。
わかったこと。
ODでは必ずしもダンベルが求められるわけではない。
ダンベルは「Retrieve on the Flat」という課題だ。排他選択として「Change of Position」がある。合格を目指すならくぅは間違いなくこっち。
Retrieve on the Flat は、かなり難しそう。実際、先生も「犬によっては時間がかかる課題です。」といわれておった。くぅだと何年かかるんだろ。でも、だから挑戦してみたい課題でもあるね。マグさんはこれが得意らしい。すごいよね。
でも…そういや…SSの練習を見ていて、ダンベルの練習していたワンを見たことがない。みんなChange of Positionを選択しておられるのだろうか。anneさんに会ったら聞いてみよう。
さて、Change of Position では、
 ①ジャッジのオーダーで所定の位置に前進し、犬を立たせる。
 ②ハンドラーは、犬にステイを命じ、約3メートル離れる。
 ③オーダーで、ハンドラーは犬をダウンさせる。
 ④リターンのオーダーで、ハンドラーは犬のところに帰る。
 ⑤科目の終了を告げられるまで、犬はダウンの状態を続ける。
というような流れ。
こっ、これなら、そのうちできるかもしれん

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