愛媛マラソン2018/3:43:12 [NETPB 3:41:29]

Full-marathon

防寒対策

頭/黄色いバフ風(強風のため),nike サングラス
首/ネックウォーマー
上半身/finetrack 発汗シャツ(黒),Tシャツ(亜),アームウォーマー(オレンジ)
下半身/bros ボクサー,skins A400,nsbc
足/drymax(冬),adiZERO japan BOOST 3 (28cm)
朝食/ぞうに(餅:小10個)バナナ

結局、最後まで(ゴールまで)ゴミ袋カッパを脱ぐことなく。30キロ過ぎたら脱いでもよかったろうに、それを考える余裕もなし。

スタート

絵に描いたような30㎞大撃沈。記録に残す気力も失うが半年後、振り返ってみたら意外にがんばっていた。

Start5k10k15k20k中間25 k30 k35 k40 kFin
01:4326:0725:0525:0625:1605:3420:0226:4027:4328:4511:11

過去、気持ちよく走れたレースでは、前半でだいたい1,000人くらいのランナーに抜かれ、後半に900人くらい抜き返す、というパターンだった。

今回もそのつもりで25㎞(折り返し)迄、とにかく我慢するつもりだった。自分に課したこの課題は、自分なりにできた(できている)と思っていた。走っているときは。

しかし、ふり返ってみると、ごいごい追い抜かれたのは最初の5㎞迄。以降、順調に最後まで抜き続けてしまっていた。

これはまずいと感じたのは25㎞過ぎ

折り返しを過ぎて、すれ違ったサブフォーペース集団の軽い足取りを聞いたとき、今年も抜かれるかもしれない恐怖に襲われた。

このとき「無理しすぎてた」と気付いたが、もちろん手遅れ。

残り17㎞、ペースダウンを覚悟した自分の「ハート」は、残り2㎞迄、長時間の「どんより感」に包まれてしまった。

足が動かなくなった。思考も停止。走り方を変えてどうにかしようという気持ちさえ消えてしまった。マラソンはメンタルのスポーツといわれている。

(毎年言うが)来年こそ気持ちよくゴールできるよう今日から準備します。

(18年12月加筆)

と書いたが、その25kmまで最初の1km以外ほぼ理想的にペースを刻んでいるよね。

本番1か月前の30キロ走(キロ5:15)では北条方面から市内へ向かう平田の坂で息があがり「もうだめだ」とついて行けなかった(折り返してからはずっと集団の遙か後方を単独走になってしまった)ことを考えると、本番でここまで走れたのはやはりレース故か。

これがまた、時計(ペース)を見たり意識して走っていたわけでもないのに、うまいこと走っている(自画自賛)。

こういう走りを意識してできるようになりたいものだ。意識するとできないんだよなあ。

今年も(2019年)1月の30キロ走はキロペースを悩んだ挙げ句、5分15秒にしている(最後まで悩んだ参加ペースは4分45秒)。

11月頭の時点で、最初から4分45秒で走り出したら20キロくらいしか走れない気がした。

今年は最後まで走っておきたかったので余裕を見て遅い方にエントリー。おととしまではキロ5分のペースもあったのだがなくなったので。

初めて30キロ走に参加したときの様子から、たぶん25キロ過ぎたら気合いの入ったランナーさん達がペーサーを振り切って走り始めるはずだ。

今年はそのランナーさん達について行くことが目標。

唐辛子に泣かされる

ところで、今年の愛媛は前日までの大寒波により、当日にレース中止の案内があってもおかしくない大荒れの天気だった。

レース前連日、低温下の練習が続き、足先の冷えはひどくなるばかり。しもやけ直前の状態だった。

南国育ち、寒さに不慣れな自分は、なんとか対策せねばとググっていると唐辛子を足先にセットする、という北国のお方の荒技と思われる方法に辿り着いた。

本番前に10㎞ほど走ってみた。いつもほどつま先の痺れがおこらなかったので「これはいい」と本番にも唐辛子をセット。

ところが…

10㎞超えた辺り「おや?左のつま先がなんか変」という違和感を感じるようになった。さらにその後、どうもつま先にセットしたはずの唐辛子が足裏にずれてきたらしい。足裏の違和感(なんかあるぞ感)は半端なくなってきた。

除けたい。シューズを脱いでスッキリしたい。

そんなことしてたら、指もかじかんでるし、どう考えても3分程度はロスを覚悟しなくてはならない。いやだ。

もうどうなってもいいからこのまま最後まで走るしかない。

足裏の違和感は接地の仕方を工夫すれば済んだのだが、期待以上の温熱効果を与えてくれる唐辛子パワーはハンパなかった。

なんでこんなことしてしまったんだろう…とほほ…

本番に、普段と違うことをしてはいけない。初心者か。

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