金沢マラソン 10th

Full-marathon

シーズン2本目、やっと当たった金沢マラソン。なんとなく気になって何回応募し続けたんだろ。

金沢まで約6百数十キロ、午前5時に起き、いつものようにすき家に寄って、しーちゃんちに寄って、あとはひたすら高速道。

次行くときは名古屋まで飛行機で行ってそこから新幹線か。

と思ったけれど、名古屋ー金沢って「新幹線+特急+新幹線」の2回乗り継ぎが最短2時間(12,000円)、「特急+新幹線」の1回乗り継ぎだと2時間40分(9,300円)かかるみたい。大変だ。ちなみに「特急+電車」だと7,700円だけど3時間50分もかかる。ぎゃあ。

なら、大阪発ならどうと思ったが、これまで新幹線1本で行けていたのが、今は(2024年11月時点)1度乗り継ぎ(サンダーバード/大阪ー敦賀[81分] => 新幹線/敦賀ー金沢[57分])が必要(片道9,600円/人)になって不便と書かれている。といっても、これでもいいかも。

▼往路

●ほぼ金沢のサービスエリアに寄ってみた。

▼復路

●恐竜博物館(福井)で1時間ほど閲覧。もっとゆっくり見て回りたかったな。

金沢と言えば、おでんとハントンライス(?)らしいので、がっつりハントンしておいた。

▼前日(受付後、金沢駅)

▼当日(走り終わり雨の中、東茶屋町へ散策後、帰り道に立ち寄った地下街)

未だにハントンが何なのか理解できていないけど…

前日受付は、金沢駅地下で立ち止まることなく、とてもスムース。参加者16000人規模の都市型マラソンで、これほどスムースな受付は初めてだ。最悪だった愛媛マラソンの受付体制(長蛇の列がどれほど長く感じたか)が変わっていることを期待しよう。

▼駅前の鼓門/これ見るととうとう金沢に来たんだという感じ。奥が金沢駅

▼金沢駅/地下に降りて右手に受付

▼参加者リストは50音順に並んでいたのですぐ発見できた

さて、肝心のマラソン。結果から。

微妙。キロ5:45(4時間3分)で走りたいゆってたので(ほぼ)想定どおりといえばそうだけれど。数字だけ見れば綺麗なイーブンペースで最初から最後まで走っているように見えますが、一切なんの余裕もございません。

5キロラップの中で10~15キロ区間が若干早いのは4時間ペースの集団について走ってしまったから。

さらに、この日の暑さが気力の売り切れに繋がったように思います。気温の上昇と共に中間地点で気持ちはすでに売り切れ状態。

ところが、レース後ガーミンを確認すると、走り始めの11キロ時点までー(マイナス)だったパフォーマンスコンディションは、19キロ超えて35キロあたりまで(プラス)に転換。また、走り終えた時点のスタミナ残20%という想定外の結果に(数値で見る結果としての体調の想定外はよくあることではあるのだけれど)。無意識に1週間後のフルマラソンに備えて走れていた(?)のかな。だとしたら凄い(笑)。

ただ、これも数値的に明らかに30キロ過ぎて失速してる。ピッチやバランスがくずれ始めたのもこのあたりなのでカラダ的にもギリギリだったんでしょう。ここで無理していなくて(スタミナ残しておいて)ほんと良かった。

コースはトータルの高低差としてはほとんどなく、11キロあたりに最大高度、そこから基本下り。なるほど、なんて楽勝コース。

ところが実際走ってみると(もちろん本人の体調も大きな要因だけれど)川(橋を上って下りて)や高速道や新幹線の高架下(下りて上って)が9箇所、この小さなアップダウンが案外むむむ。

天気予報では昼にかけて急激に気温が上昇するとのこと。実際そうなってしまった。それは走り始めてすぐ実感できた。スタート時、すでにお日様が顔を出し、2キロの時点でシャワーを浴びたように汗だく。キロ5:45で走るつもりが2キロ時点でも6分あたりで走っている。この先の今日一日がなんとなく気が重くなってくる。いかんいかん数字に惑わされてはいかん。

暑さ、という点ではコース上には非定期に水浴び所が準備されていて、希望者(私のこと)には高校生(?)がバケツで水をバサーっとぶっかけてくれる。これを準備する(想定している)くらい暑さは予見できていたのね。水浴び所といえば檮原にもあったけれど、その数は金沢の方が多かったかも。本当に助けられた。ずっと水ぶっかけ続けて欲しかったくらい。

さらにコースには金沢マラソン名物たべまっしステーションといわれる給食所が何度もあり(一口サイズのトンカツが乗った金沢カレーもあった。冷めてたけど)栄養補給もスイーツもたっぷり味わえた(全制覇が目標だったので、少しはお気楽に気分転換できたかも)。

自己ベスト狙いの人は立ち寄る時間もおしいのだろうけれど、金沢満喫するぞイエーイの(今回の)自分にはたまらないコースだった。ほぼ全部リュックに入れてお持ち帰りしたんだけどね。ポッキーなんてもう折れ折れ。笑。

8キロ地点あたりだったか4時間のペース集団に飲み込まれた。一人のペースランナーさんに声がけしてみると「金沢にはめずらしく今日は間違いなく暑くなります。後半バテますからペースを抑えて走りましょう。」とのこと。そうだよね。

最高高度点の11キロあたりのペースは5:30まで上がっていた。上りなのにペース上げてどうする。ペースランナーについて走ったからだ。ダメだねえ。

といっても4時間ペースランナーについて走ることができたのは、最初に見つけたたべまっしステーションまで。立ち止まりスイーツやら給食やらをいただいている間にペーサーさんたちはあっという間に遙か彼方へ。

この時点で、あのペーサーさんに追いつくような走りをしていたら間違いなく潰れる、と判断したのでペースを落とすことにした。といっても5:45を維持できるように。

もうそこからは4時間の集団に微妙に近づく、たべまっしで引き離されるの繰り返し。そうこうしている間に4時間集団は見えなく(分からなく)なった。次に4時間の集団を見かけるのは25キロ過ぎて始まるバイパスの対面通行箇所だった。

で、この25キロあたりからゴール迄の記憶がほぼほぼない。ひたすらぼーっとして走ってたということか。ペース維持のために全力だったんだろうね。余裕がないのは走力が足りないってこと。と自己分析です。

まあ、ここで(体力的に)少し余裕残して走り切れたので、次のフルマラソンまでにできる限りの回復をしておきましょう。

金沢マラソン後の2日間は散歩以外完全休養としました。3日目、5:45で走れというガーミンに従い走りましたが6:15で11キロが限界。次のフルはキロ6分半が限界やな、と落ち込む。4日目、また5:45で走れというガーミン。あーあと思いながら走り始めてみると、あれ昨日よりなんだか楽かも。結果、6:00(移動ペース)で11キロ(この日は余裕あり)で走れた。パフォーマンスコンディションも終始+。おや?もしかして次のフルも5:45で走れるんじゃない?と勘違いさせてくれる体調の回復具合で安心。実際はどうなることやら。

ゴール後には「おもっ」いうくらいのお土産を頂けた。無料銭湯券(今回は帰ってホテルの温泉に入るので使いませんでした)と金沢ハイボール1杯無料券も配られた。金沢ハイボールはゴール後の無料シャトルバスの終着点(片町)で利用でき、おでんとともにいただきました。

片町からは歩いてのんびりホテルに到着。冷水で脚をリカバリーするため温泉に向かったけれど多くのランナー(らしき人たち)が水風呂につかってました。

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