先日おじゃましたエルイブのパパ・ママさんから写真と動画をいただいたよ。
なんだか、しつけに目覚めてくれてる気がしたんだけど。特にママ。
いいですね。いいですよ。
リーダーが自宅にいれば、2頭が心穏やかに過ごせるってことです。
しつけは、すればするほど効果が上がると思いますので、失敗を恐れず、失敗を残念がらず、挑戦を続けてください。
次に会う時、どれだけお利口になっているか楽しみい~。
さて、動画っていいですよ。恥ずかしいことも含め何度でも見直せる。
パパさん撮影の動画をうれしく拝見させて頂きました。(くぅがとてもお利口なのがよく分かってステキな動画ですが)さすがに、室内の個人情報が写りまくりなのでyoutubeは無理です。残念。一人で何度も見て楽しみます。ひっひっひっ。
ところで、パパ・ママのしつけについて、せっかくなのでダメだしをしてもいいですか。そうですか。わかりました。
「さて、うちのワンこをしつけましょう」となったとき、一体、何からどう始めたらいいものかって悩みませんか?自分は悩みましたけど、そうとう。
くぅが我が家に来た当初、しつけ本やしつけ情報を漁りまくりました。
もちろん、ネットにもこうしたらいいよ的ものがあるにはありますが、やり方は人それぞれだし、今の自分とワンの関係で何をどう重視してしつけていけばいいのか、てのは難しいものがあると思います。
そこで、まず一等最初の心構えみたいなものからいきましょう。
家族(ヒト)内でルールを作ります。ルールっていったって、最初から何から何まで決めなくたっていいです。
家族で話し合うことが大事なのね。
「何かイヌのことについてルールを決めたい」て思ったら、一人で勝手に決めないで、必ず家族全員で話し合う。皆が納得すること。
それで、家族で作ったルールは必ず家族全員が守ること。ブレないこと。
一人でもルールを守らないヒトがいるとダメです。イヌが混乱するからです。だから、方針を変える時もきちんと話し合う。
#うちは、これができない環境なんだな(悲)。
しつけのコマンドですが、あるときは「シット」、またあるときは「じっと(するんよ)」、いろんな言い方をするのは良くないです。
コマンドは統一します。
イヌはヒトほど理解出来る語彙は多くないので、あることをするためのコマンドは一つだけにします。いろんな言い方はイヌを混乱させます。
「シット」でも「おすわり」でもいいのですが、グローバル社会を鑑みて英語にしておくのがかっこいい(?)と思います。
なので、おすわりの命令は「シット」にします。
ところで、「シット」いうて、いきなりシットできるワンはいないですよ。無理です。
くぅちゃんでさえできるんだから、なんて考えたらあきません。
知ってました?くぅは、もう3年近くしつけ教室に通ってるんです。ミニサイズなので、とてもそうは見えませんが、いちお、先輩です。
あと、「シット」ゆって座らんからって、繰り返し「シット。シット。」言うのはダメ。そのうえ座っていただいたからと、「いいこねー」とか「グッド-っ」もだめね。
なぜか?一回で座らなくたって褒めてもらえるから。
コレを続けると、何度も何度も「シット」言わないと座れないイヌになってしまいます。
「別に、いっぱい聞いてから座ったんでいいんだよね~っ」とか考えちゃうんだな。これが。そういうとこ、やたら賢い。
言葉で「シット」いうて(一回で)座らない場合、この二頭なら軽くオシリを押す(というか、手を腰骨の上から下へスーっと回り込ませる感じ)だけで、座ると思います。
可能なら、物理的に手を使うよりも、オヤツなどイヌが興味のあるものを、イヌの鼻先に持って行きます(このオヤツは決して与えてはいけません)。
イヌが興味を示したら、その手を頭の上に持っていきます。
手を見上げたイヌの腰は自動的に下りるように(イヌの身体の仕組み)になっているので、そちらに先にチャレンジしてみるといいと思います。
腰が下りなければ、オヤツをもった手を頭の上からさらに腰の方へ移動させてみてください。
どう?すわりませんか?オヤツに興味がないのかな?
腰が下りようとした(下り始めた)瞬間に「シット」いいます。タイミングを逃さないでくださいね。腰が下りる瞬間です。
うまくいかなくてもいいです。こういう間は、何度かやってるとそのうち分かります。
シット言いながら間髪入れずオヤツをあげます。
が。
オヤツのあげ方ですが、誘導に使ったオヤツは決してあげません。
ポケットの中に別のオヤツを準備しておき、うまくいったときは、別の手で別のオヤツをあげます。
うまくできた時(しばらく)は、極端に褒めましょう。自分が恥ずかしいくらいかなりハイテンションでOK。
どう?。うまくいった?
あ、オヤツを訓練に使う時は、ご飯+オヤツで1日の総カロリー量を超えないようコントロールしてあげましょう。
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