実車を見るまでもなく C-HR に電子ミラーは必須と思ってました。
▼BOSCAM R2 が記録する動画
NEW C-HR のTSSはなぜに旧タイプ…涙
後方視界が悪いとされる C-HR にこそ純正で(いやもう標準が無理ならオプションでもいいから)用意してほしかった。トヨタは既に他車種で電子ミラーを採用している。近未来的なイメージのこの車種にこそ用意…うーん…しばらく先には取り付け可になるんでしょうね。
さらに2019年10月、せっかくのマイナーチェンジというのにトヨタセーフティセンスも残念ながら従来維持。
何がどう違うかというと、新しくなったカローラ(2018年に登場したカローラスポーツは対応済)やヤリスは歩行者[昼夜]、自転車運転者[昼]に対応。なのにC-HRはあいかわらず歩行者[昼]のみ対応。
13年ぶりに車を買い換えるに際し、最重視したことは、とにかく手に入れられるだけの安全性を得ることだった。最新版のものを手に入れたかった。これも次のマイナーチェンジ(初期デビューから6年後となるフルモデルチェンジか)で実装してくるんだろう。
電子ミラーで安全・安心を手に入れる
気を取り直しBOSCAM R2 という電子ミラー型ドライブレコーダーを買いました。この製品、形は微妙に異なるけれど仕様などは AUTO-BOX 製品と瓜二つでした (^^ゞパッケージ(オレンジの帯とブルーの帯という違いはあるけれど)までそっくりなんですが…
最新のトレンドが大画面12インチなのは分かってます。があえて10インチ未満です。ちなみに10インチも12インチも値段の差はそれほどなかったです。
C-HRに12インチのルームミラーは大きすぎて異様な光景(雰囲気)になりそうでした。またルームミラーという至近距離で見るものなのでそこまで幅広い画面はかえって認識しづらいのでは…(個人の感想です)
結果的にこの10インチのミラーはC-HR の雰囲気を壊すことなく佇んでくれているのでほっとしています。
(実はね)車速連動オートロックキットを取り付けるより先に(そう真っ先に)仮付けでもいいからと取り付けてました。ところが、車速連動オートロック事件(クリアランスソナー使用できません事件)があまりにショックすぎて、そちらを先に記事にしてしまった。
電子ミラーの話に戻りますね。今、C-HR に乗ってる人が一度でも電子ミラーのついたC-HRに乗ったら、もう普通のルームミラーには戻れない。それくらい衝撃的で効果ありました。
▼電子ミラー/BOSCAM R2
▼純正ルームミラー
電子ミラーの遠近感に戸惑う?
電子ミラー(というかドライブレコーダー)は広角レンズを使用しているため、ルームミラーと比較すると後方の距離感がずいぶん異なります。具体的には、より小さくより遠くに見えます。
また後方カメラはリアガラス上部(またはナンバープレート上部)に取り付けてあるため、必然的に車室内後席の様子は見ることができなくなります。
超広角レンズ映像のため見える景色がここまで違います。
こんなに小さく見えたら
という、ある意味、別の形で安心を手に入れたと言ってもいいと思う。
このあたり今の電子ミラーには慣れが必要ですね。(今のところ)設定でどうこうなるというものでないため、この距離感に違和感を感じて仕方ないという方は電子ミラーには不向きかもしれません。
取り付けはとても簡単、というか原始的。
元々あるバックミラーに被せるようにあてがい強いゴムバンドでパチンと取り付けるだけ。元あるバックミラーと入れ替えるような大がかりな作業でないので女子でも安心です。
大変と感じる作業といえば配線の取り回しでしょう。慣れればたいしたことありませんが、初めての方はドキドキしますよね。
ちなみに自分は後方カメラからの配線はドア下のカバー内を這わせました。上を這わすよりずっと楽です。
BOSCAM R2 の特徴は
- 前後カメラ同時録画
- 前右側レンズ ※とても大事!
- SONYセンサー※これは鉄板かな
- ノイズ対策 ※テレビ視聴などされる方には大事
- LED信号対応 ※LED信号機の色消解消
- 夜間画像補正※夜間のナンバー識別・後方車両のライト輝度低減?
- 走行路GPS追跡※microSD内蔵アプリにより走行路・速度が確認可
- 駐車監視 ※今回利用しない
- 二分割画面 ※自分には不要かな
取り付けるてみるまで不安だったことは、やはり画面サイズでした。
10インチ未満(主流は12インチほどの大画面)を選んだため、ミラー前にあるセーフティセンス関係のセンサーアッセイ(まあまあ幅広い)がまあまあ映り込むんじゃないかと。
といってもそれは前方ドライブレコーダーに記録される映像の話です。仮に写り込んだとしても、その辺りって普通ほぼほぼ空だろうし、気にならないだろうと思ってました。
自分としては何より後方確認用電子ミラーとしての機能を最重視していたので、前方ドライブレコーダーとして記録される映像にソナーなど少々映り込むのはは別にええのてす。
右ハンドル車には右レンズの電子ミラーが吉
実際取り付けてみると、前方レンズを外側にスライドさせてずらすことができ、セーフティセンスセンサーが気になるほどは映り込まなかったので一安心です。
あ、ただこれは前方カメラとして表示している範囲(1280×300)はという意味で、録画された画像(1920×1080)を見て判断してください。
録画された画像にはセンサーが映り込んでいる。
取り付けたときの見た目の話になるけれど、この電子ミラーはサイズが10インチない。なので元々のルームミラーがすこし左に飛び出した感じになる。
都合のいいことに(?)運転席側からは死角になり、あまりこの様子が分からない。汗
が助手席からは丸見えなので「何?このはみだしてるの」という痛い感じになる。スマートな C-HR にはちょっと残念なところ。(C-HRだと)あと1cm横に大きければ完璧なのに…
電子ミラー型ドライブレコーダーは次々と新製品が登場している活気のあるジャンル。皆さんが購入される際には最新の情報を集めしっかり吟味して買ってね。
電子ミラー、壊れたらどうなる?
ところで、電子ミラー型バックカメラって壊れたときはどうする(なる)の?と心配される方もおられるでしょう。自分も思いました。これ取り付けたまま車検通るんだろか?とか。
そもそも車検を通すための後写鏡とはドアミラーを指しているようです。つまり、ルームミラーがついて無くても車検は通るらしい。へ~知らなかった。確かにリアガラスにカーテンとか付けて後ろから全く見えなくしている車いますよね(それは話が別か)。
先にも書きましたが、この電子ミラー型ドライブレコーダーは、純正バックミラーと入れ替えるものではなく、元々あるバックミラーに被せるようにあてがい、強いゴムバンドでパチンと取り付けているだけです。
なので、取り外せばいつでも標準のルームミラーに戻ります。
表示モードは3パターン
最後に、画面表示モードを何パターンか持っていて切り替えることができます。
画面をタッチすると設定メニューが表示されます。
下部、左から2番目のアイコンをタッチする度に表示モードが切り替わります。
こんな風に前後を同時に表示しておくこともできます。ちょっと混乱しそう。しかも左右を入れ替えたい。できるのかな。
本体上部に刺さっている3本のケーブルは、左から本体電源供給用USB-C、中央はGPSアンテナ用、右端はリアカメラ用となってます。
GPSアンテナをつないでおけば、記録された動画の再生時にどんな速度でどこを走っていたか地図上で確かめることができます。
(さらに)リアカメラはバック信号を拾ってあげると駐車ガイドラインが表示されるようです。
C-HRには不要なので自分はつないでません。
BOSCAM R2 ≒ AUTOBOX V5
後日気づいたのだけれど、この BOSCAM R2 って AUTOBOX V5 と同じ?と思えるくらい仕様が似ている。
ちなみに同梱ソフトウェアは AUTOBOX …お値段は V5 より安い。