「しばらく、あずかってもらえる?」
「いいよ~」
ゆう太がやってきた。何と2年ぶり。
いっしっしっ。どうよ。ゆう太。
ん。こころなしか、前よりちっちゃくなったような。
ゆう太、くぅちゃんより12ヶ月、弟先輩。
食事はあいかわらずシニア犬用か。
カロリー足りとんやろか。
気にいらない場所に連れてこられたゆうた「キャンキャンキャン」思いっきり鳴きわめく。
反応する叔母。
「これっ!ゆうちゃん!だめよ!くぅちゃんみてごらん、おりこうでしょ!」
おばさん、ダメだから。お願い。キャンキャンいうのはゆうたの仕事。反応したら余計鳴くよ。
案の定、この日の晩は、眠りにつくまでキャンキャンが続いてしまった。
しかし、もう、構ってくれるおばはいないのだ、あきらめるがよい。
キャンキャン(要求行動)には、あくまで、無視に限る。
くぅちゃんと比較してもちっちゃい、ゆうた。
全身をナデまわした感じでは、背骨とあばらが手探りで感じられるほど肉が薄い。
うーん。ええんやろか。でも、ゆうたはこれに慣れてるんだろな。
太るよりはましだろうが(空腹感は寿命を延ばすというしな)、少し心配だ。
ま、様子をみよう。
ビビリ具合はあいかわらずのようだ。
くぅちゃんの様子を見ながらヒット&アウェイを繰り返す。
こりゃあ、慣れるのはやっぱり帰る頃やな。
#かろうじてあごをフェンスにのせることができたようだ、眠る。
今回、叔母の持参物にトイレトレーがあるではないか!
「おー、ゆーたー、トイレでできるようになったんか~」
「ううん。それができたらいいんだけど、相変わらず散歩に出ないとできないのよ。」と叔母。
「な~に~」
このトイレはおもちゃか、気休めなのか。
そうなのか。そーゆー風に育ってきたのだな、ゆうたよ。
しかし。今は残念ながら梅雨まっただ中。
散歩など、どれほど行きたくとも、まず行かれまい。
となると。
チッチもウンチもトイレでしたいただくことになる。
昨晩は、全てが終わってやってきたので、何事もなく一日を終えたゆうた。
今朝、食後ソワソワソワソワしはじめる。ベランダに解放。
ソワソワ。
するな。
ウーン。
おら、構えとるやんけ。ダダダーっ。グワシっ。ダダダーっ。
抱きかかえて走ってる間は、意外に止まるもんやね。
なんとか持参したトイレでさせた。
「いーこやねー。」なでなで。オヤツ与。
そして、今晩。
ソワソワソワソワしたあげく、ベランダにテキトーにしようと身構えたところをグワシッ、ダダダっ(トイレにダッシュ)、置き、プリプリ。うっかり先走らせてしまったが、ほとんどはトイレに収まる。
「グッドーッグ。」
オヤツ、与。
さて、叔母が帰ってくるまでにクセはつけられるのか。
戦いや。
ちなみに、今朝「キャンキャン」はゆうたの食事を準備しはじめた一瞬。
もちろん「ノーッ!」。要求行動には応えない。
うちでは、「キャンキャン」ゆったら食べられるのが遅くなるだけだから、お好きにどうぞ。
「キャンキャン」が収まったところですかさず「グッドーッグ」。褒めて与える。
さあどうかな。夕食前の「キャン」はひと鳴きでおさまった。よしよし。お利口になるのが早いな。
明日が楽しみだ。
#おばの大切なイヌで遊んでいいんやろか…
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