今年最後のK9

昨日、今年最後のトレーニングだった。
いよいよ年末だな。参加者は少ない。ラン・くぅ・ネネ・ワンキチ・チェスター・アイ…あと数名。
そうそうとリードを外しテケテケする。出だしは少し遅れるが、歩くほどにほぼピタッ。
「くうちゃん今日、絶好調やね」と椎原先生に言われる。
うん。練習だから。
たぶんリコールまではこんな調子。なので、フィギュア8もノーリードでチャレンジする。
せっかくだから二人で楽しませてもらおう。てきないできないと嘆いてばかりいても仕方がない。できるようになることだけが大切ではない。と、考えることにする。だめなら、そのときリードつけりゃええんやし。
最初の難関、アプローチ。これができんのよ。くぅは。
予想に反し、最初からきちんとついてくる。シットもする。今日はする日か。
一周したあたりで、気配が消えてしまった。リード付きなら見なくても伝わる感覚で、だいたいどの辺にいるのか分かるんだけど。ノーリードに慣れていないので、どの辺歩いてるのかわからなくなった。思わず「ついてきてますかね?」と、きく。
「できてますよ」といわれ、安心。ホルトの位置もきれい。ふーん、八の字はできるんや。
さて、科目間のインターバルも大切な時間だと、今日気づく。
休憩中もあえてリードはつけず、自由にさせてみることにする。こんなことができるのも皆がおりこう犬だからだ。
少し、ウロウロする。
かまわんよ。
わざとウロウロさせてみる。
ふっふっふっ。どこまで離れられるというのだ。ビビリのくせに。
鳥飼先生や椎原先生の足下にチェックを入れたあと、フェンスに近づきクンクンしている。
いいよ。好きなだけクンクンするがいい。そしてココに慣れるがいい。ここでクンクンしたって、たいした収穫ないんやから、好きなだけおやりよ。
「カムッ」唐突に呼びかけてみる。
「はいっ」て感じじゃなくて、「なにぃ?」て感じで、まったり足下にやってくる。
しめしめ。いいんよ、これで。これを繰り返してやれい。そう。インターバルも無駄にはしない。
お水を飲みに行くときもリードはしない。まず、自分がタタターと水飲み場に走る。すると、取り残されたくないらしく、テテテーと追いかけてくる。
いいぞいいぞ。
普段、外ではあまり水を飲まないくぅ。空気が乾燥しているから?冬だから?よく飲んだ。
次。スタンドイグザミネーションでも、ノーリード実験は続く。くうはCODなので、近距離で様子を見る。なんとかこなす。
その後、全員いっせいにイグザミネーションとなった。全員の先生に順ぐりに、いつまでも触り続けられる。耐える。耐える。腰砕けながらも、かろうじてスタンドは維持している。
ネネのお母さんから「くぅちゃん、じっとしとるとゆーより、こおりついとるね」と言われてしまう。
リコール前に、アプローチの練習をしばらく続けた。くぅはアプローチが苦手なので、とてもありがたかった。ホールトとスタンドを何度も何度も繰り返す。やはり、基本を数こなさないと。
で、まずは伊与田先生と。
⊂’U┳━━┯‘との距離が離れるとうまくいかない。短い距離だとやってくる。そうだね。できることを繰り返そう。
その後、椎原先生ともリコールを試す。
「カムッ」
ダダッ
と走り始めたかと思いきや、ピタっと急停止。そしてなぜかシットで落ち着く。
え”ー。新パターンやん。
しかし、今日はこれで終わらないのさ。先生がお尻の方から脅しを入れる。びびったくぅが、しかたなくテケテケよってくる。
いやーん。たすけてー。
て感じか。
何度か繰り返しているうち、小走りになってきた。ええ感じや。椎原先生、もっと強烈におどしなさい。
その後も、リコール練習は続く。くうの小走りも続く。
ええヤーン。ええ感じヤーン。ズーッとこのまま練習しときたいヤーン。モチロン無理だが。
ステイ練習では、小林先生から「くうちゃん、時計持っとるんか?」言われた。シットもダウンも残り1秒で動いた。となりのネネさんが、90度回転して、くぅの方向いてたんよね。ずーっとずーっと。
かつ、ODの離れる距離はCODのそれより、かなり遠い。倍くらい離れるだろうか。さすがに遠すぎた?けっこうネネさん気にしてた。まばたき連射も効果なかったみたい。自宅でこの距離離れる練習はできないなあ。
先生方、今年一年本当にお世話になりました。
「お世話になりました~」
ウォンウォンっウォンウォンっ!
わおっ。⊂’U┳━━┯‘だけ、吠え叫びます。みんな、びっくりです。そりゃそうだろう。偉そうにするくぅさんを見る機会はあまりないからね。
ストレスたまっとるんやろか。

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