あれほど期待していた週末は強風吹きすさび、初飛行は断念。
もうこれ以上我慢できず、平日にも関わらずスタッフに

ちょっとだけ、ちょっとだけ
とお願いして近所の河原へやってきた。

草ボウボウである
いやね。見渡せば、もっと草の生えていないプレーンなところもあるのだけれど。人がいるわけですよ。そういうプレーンな場所には。故、あえて人が寄りつかないであろう場所でやるわけです。
比較的草のない場所にドローンを置き

どうやって飛ばすのだったかな
と取説を見始める。
押してみたくてしょうがなかった「クイック起動」ボタンを押し、おもむろに上昇スティックを倒し込むと…
おおぅとんだ~とんだ~
かれこれ地上2m上昇しただろうか。
幸せ。もうそれだけで幸せですが、何か。
いつでも着地できるぜ、みたいな。
あれ?
何でそっちにいくの?
上昇しか押してないんだけど。
放っておいたらホバリングするんだよね?
なんで?
たった百数十グラムのかわいらしいドローンは、風速たった3mらしいそよ風に押し流され、じわじわと風下へ風下へ飛び去っていくのであった。
少々の風であれば、前後左右スティックを使えばいいのだけれど、さっき初めて「クイック起動」押して感動したばかりの自分にそんな冷静に判断する余裕などあろうはずもなく。
意に反し、そよかぜに漂いそよそよと離れていくドローンを見つめながら「うそ。いきなり紛失?あるいは破壊?」という恐怖をスローモーションで味わいながら、ところ構わず切り札である「クイック着地」ボタンを連射するのであった。本当は連射は必要ない。
ガシャッ!

着地場所を選ぶ余裕などあろうはずない。
あ~びっくりした。いきなりなくなるんか思た。
確かこの辺だな。
あったあった。
ちなみに、もう一名のパイロットも試運転(飛び立ち&着地のみ)を済ませたところで、楽しかったねとやや興奮気味に話しあいながら、われわれは引き上げるのであった。
二人でかれこれ計3~4分は飛ばしたろうか。バッテリーはギンギンに残っているはずだ。
今回のことを教訓に、次回は草の生えていない場所を見つけて飛ばそう。
いやまてよ、今回のフライトで二人とも飛行感覚はつかんだ。
草の生えてないところに着陸すればいいんだし。
今回、動画も一応とってある。次の機会にアップしよう。

ドローンでのカメラ撮影を
すっかり忘れてた
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