本当に色々と勉強させて頂きました。前にここに記事書いたのが5月、ほぼ4か月…とにかく何の余裕もなかった。やっと形にして残しておく時間の余裕ができたってことか。
このブログも放置しすぎてアクセス数は激落ち。笑。
ほぼ3か月かけたWEBアプリ作成のお話しをボチボチ書いていこうと思います。
当初、クライアントさんから一枚の集計表を見せられ「これエクセルでできますか?」という呑気な雰囲気の中、ざっくりと計算式をお伺いし結果「できると思います」と気軽に話を進めました。
打ち合わせを何度かさせていただいた時点ではまだ「ファイルメーカーあたりで作成するのが一番楽で費用もかからなさそうですね」ということに落ち着いていました。
開発準備に入ろうと(そのときの)最新版 ver18 を購入しました(1週間後に19が発売されるという悲劇にも遭った…)。
この時はまだ、1月もあれば(開発は)終わるだろうという甘い認識の段階です。
ところが…打ち合わせの度、新たな事実が次々と発覚してくるあるある。
そうだった。このクライアントさんたちはプログラマではなかった。油断していました。
たぶん「たいしたことがないだろう」「予め話しておかなくてもいいだろう」的なことなんだと思うんです。
が、なにげに放った「ここはこうなんですよね」発言はこっちには爆弾てきな仕様でして…
作る側からすると「え===そんな大事なこと今言うんですか?」なこと開発あるあるですよね。
考えてみれば、そもそも「ん百100万」の予算をかけスタートし、かつ年間の維持費に数十万近い費用をかけて8年近く運用されていたお仕事を「ん十万の予算で全部解決したい」と考えることに無理がないはずがない。
そして「できるじゃん」と思った自分がいけなかったのだ。
結果的に作成したWEBアプリケーションは人事を評価する(計算パートはほんの一部)システムでした。人事評価を見える化(数値化)することが大目的です。数値入れて計算して一覧を出力して終わり、という簡単なお仕事ではなかったです。
冒頭で書きましたが、当初クライアントさんから「こういうのができればいいんです」と見せて頂いたものは最終結果となる1枚の一覧表でした。
確かにこの簡単な計算式だけで片付きそうな表を作るだけな「エクセルでもできる」と思って仕方ないと思います。思いました。
大切なのはその表がどういう課程を経て辿り着いたが成果物なのかなのに…そこのところ全くすっとばして話を進めてしまった。
パソコンが絡むお仕事は往々にしてそんな感じで始まるものです。

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