普通、車にはシガーソケットが一つしか無い。一方、一般的に車に追加する電装品は、ドライブレコーダーやらレーダーやら皆がシガーソケットを奪い合ってます。いわゆる排他式ってやつです。
C-HRの場合、その貴重なシガーソケットがセンターコンソール内にある、しかも蓋を開けないと使えないという困ったことになっている。
そこで、カーメイトトヨタさんから発売されている C-HR(ZXY10/NGX50、H28.12-)専用増設電源ユニット NZ571 です。3,000円きってました。
もちろん2019年10月マイナーチェンジの NEW C-HR(ZXY11) にも対応しています。
取付箇所は(今ひとつ使い道のはっきりしない)センターコンソールボックスというところで、その穴を埋める形になります。
シガーソケットを(純粋に)2つ、USBポートを2つ増やせます。本体がひっくり返しですが…
この商品はその電源をヒューズボックスから取ります。他メーカー製にはシガーソケットを増やすためにシガーソケットから電源を取るタイプもあります。
しかしそれだと、1+2=3 にならず、1-1+2=2ってなります。
まあこれでいい人はいいのだけれど、設置後の見た目がいけてない感じなってしまうのがなんだか残念。やはり電源をヒューズボックスから取るタイプでいきたいと思います。
安心してください。設置の難易度は低いのです。NZ571の取付方法(手順)を書いてみます。
まず、助手席側足下カバーを外します。このカバーは手で回せるネジと2つのツメでくっついています。カバーを車体内側へ向かって引けばポコッと外れます。
車体からアースを取ります。ちょっと見づらいけど分かるかな。既に助手席側のカバーも開いてるし。
次に電源ですが、助手席下のカバーの中にあります。カバーは3カ所のツメで付いています。カバーを外します。ヒューズボックスが見えてます。
ヒューズボックスのカバーを外します。ヒューズボックスを使用するとヒューズボックスカバーは取り付けできなくなります。取り外したまま保管します。
取説指定の位置のヒューズを取り外します。ヒューズ取り外し用のピンが同梱されています。
取り外したヒューズを製品のヒューズソケットに差し込みます。
ここで動作確認します。本体のUSBソケット下のランプが点灯していればOK。
正常動作を確認後、取り外したカバー類を元に戻します。
アクセサリボックスの底敷プレートを取り外します。
車体接着部を脱脂し、本体の両面テープで貼り付けます。
今は電子ミラー型ドライブレコーダーとレーダーが付いてます。