2019年10月登場の NEW C-HR にはオートドアロック(車が動き始めて時速15キロ前後になると全てのドアが自動ロックされる機能)が標準装備されているものと思ってました。ところがない、C-HRにはないんです。カタログを見てもググってもヒットしない。仕方ないのでオプションで付けようとしたが…
ないものはない、兎に角ない。C-HRにはオプションにすらない。なぜ?
確かにないと困るものじゃない。でもね、車が動き出してしばらくしたらカチャンと音がして全ドアが自動ロックされたら、何かしら高貴な香りがしない?え?しないの?
諦められないので自分で何とかします。購入したのはエンラージ製でハンドル下のコネクタに直付けするタイプのもの。6000円くらい。意外に高いね。
ちなみにOBD端子取付タイプというハンドルの下方にしれっと用意された白い端子にポコッて取り付けるだけという、スペシャル簡単にオートドアロック機能を実現してくれる夢のような商品もあるにはある。
実際のところ、OBD取付型の商品は色々出てます。レーダー探知機とかHUD(ヘッドアップディスプレイ)とか、とても便利そうなものが一杯。
ですがOBD2端子の残念なところ、機器を一つしか付けることができない。(つまり)複数の機器(例えば、オートドアロック機能とレーダー探知機の2つ)を同時に接続できない。
これを(無理矢理)同時接続(数珠つなぎ)するためにOBD分岐ケーブルというものも販売されてます。2つ3つのOBD利用機器を同時に使えますよという触れ込み。
しかしディーラーさんに、たとえ1つであってもOBD端子には何も取り付けないでくださいといわれました。
OBD端子は基本、車屋さんが車のメインテナンスに使う端子なんだそうです。ユーザーが「いや~ん便利ぃ~」と使うために用意されたものではない(らしい)。だから使わないで欲しいということです。
そこまで言われると、むしろやってみたいという気もしなくはない。将来のOBD端子取り合いになったときのことを考えて今回はコネクタ直結でいきます。
あとでえらい目にあうのよね
この商品、対象がZYX10と書かれているけれど、2019年10月マイナーチェンジ後のZYX11 でも動作しました(メーカーサイトにも表記されていたと思う。思ったから買ったんだけど)。
メーカーサイトで確認してね
このオートドアロックシステムはとてもシンプルな作業で完了します。ただし、手順を誤ってはなりません。偉いことになります。それに「ドライバ使うのも嫌なんだけど」な人にはそもそもできないです。
作業内容として最初にハンドルを回す必要があります。なので最初からバッテリーを切っておくことはできないんです。
これでステアリングコラムカバーを外すことができます。
ツメで引っかかっているので無理矢理引き抜こうとすると痛みます。ツメを押し込みながら軽い力で引き抜くことができるはずです。
機器本体の両面テープで干渉しない位置に貼り付けます。ステアリングコラムカバーを元に戻し、エンジンを入れハンドルを回しながら2つのねじを締めて仕舞いをします。
(ついでに)この装置には4つのディップスイッチがあって、いくつかの動作モードを切り替えることができます。
といってもC-HRでできることは以下の2つです。
- Dシフトでロック または 時速15kmでロック の切替(選択)
- Pシフトでロック解除 または エンジンオフでロック解除 の切替
自分は、時速15kmでロック、Pシフトでロック解除にしましたが、より安心を選びたい人はエンジンオフでロック解除がいいかもしれません。車種によってはハザードをコントロールすることもできるようです。
と、簡単設置のはずなんですが、しなくていいことをやらかしました。自分はこのあと余計な(?)ことをしてしまったわけです。
ああ、恥ずかしい。
動作確認のためエンジンをかけました。
「クリアランスソナー使用できません」のメッセージと共に、見たことのない(乗り出して4日目なんだから見たことのないものだらけで当然だけど…)オレンジのランプが点滅していたのです。
クリアランスソナーって何?
使用できないってどういうこと?
これって警告?やばい感じですか?
恥ずかしい話へと続く…
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