ボーイング787

Diary

さあ、出発だ。

yokohama_120708_1

あれ?AFが働かない。なぜだろう。プログラムモードを何に切り替えてもダメ。

なぜ?

yokohama_120708_2

遠くも近くも全然合ってない。そもそも合焦しないし。うきーっ。

いずれにせよ、今から暫くは触れないが。

不吉やし。

yokohama_120708_3

上空に来たので、そそくさとデジカメのスイッチを入れてみるが、未だピント合わん。

一回電源切ったら直る思ったのに。

困ったな。どうしよー。

#この写真、妙なハレーションを起こしているよね。これは、今回レンズに取り付けた偏光フィルタと同じ目的の飛行機の偏光ガラス(いずれも表面反射を除去し、視認性をあげるための仕組み)がぶつかって、やばくなった[干渉しあった]もの。なので、カメラの偏光フィルタを外せばこんなことにはならない。この時点では、そのことに気づいていないが、そのうち気づいて外す。

仕方ない。各種設定は失われるが初期化してみよう(T_T)

直った。

気がする。

デジカメもトラブル時は初期化なんだ。そうだよね。

にしてもいい天気。これなら富士山もきっと見える。でも反対の座席からだね、見えるのは、きっと。

デジカメのトラブルに見舞われ周りが見えていなかったが、機内を見渡すと何やら面白そうなものがいたるところに見受けられる。

どうしたのだ。この機種は。久しぶりに飛行機乗るとカルチャーショックじゃないか。

はて?このボタンはなんだろう。

押してみちゃれい。押、押、押、押。ダダダダダッ。

何も起こらんけど…

しばらくすると…

少し遅れて、それはやってきた。

おおおぅっ。

なんじゃこれはー。

気づけば、真っ暗な窓。外の景色は一切見えません。

太陽光も紫外線も完全シャットアウトに違いありません。

へぇ~。そういう仕組みなんかぁ。

またしてもサルと化した自分は、何度も何度も明るくしたり暗くしたりを繰り返していた(ウッキッキー)。

#帰ってから知ったんだけど、僕らが乗ったこの機種は、今年7月から国内線の就航が開始したばかりの最新鋭機、ボーイング787。うー。知っとったら、もっと、いじとったのに。トイレも撮影したのに。

今考えれば、ただの窓の開閉ボタンだが、その反応を一通り堪能し、落ち着いて前を見ると、こっこれまた楽しげなものが。

えーなにこれー。きゃあ~、さわろ、さわろ。

スイッチ、オーン。ピッ。

嬉しげにスイッチを入れ、コントローラを操作する。

ちなみに、この画面、撮影用にコントローラを持ってもらっているようにしか見えないが、入力中なのだよ。

画面が真っ暗なのは、他の席からののぞき見防止で視野角が極端に狭くなっている。

しかし、この上空でなんのためにコントローラが必要なのだ。ゲームでもできるというのか。

「うーん。見えん。」と呟きながら、何やらこちこちボタンを触っている。

何をしているのだろう。

何やら一生懸命操作している。

パシャ。パシャ。パシャ。

一方、似たような写真を撮り続けるわたし。

一枚くらいは使える写真があるやろう。

完全におのぼりさんな乗客である。

「できたー。みてみてー。」

どれどれ。

こっ。これは…

メガネ付けたり、外したりしながら、こっ。こんなことしよったんや。

修学旅行生か。

他に何ができるのかな。

スイッチ、オン。

これは自分。

おおうっ。

ここ飛びよんかー。

外はどうかな。

海しか見えるわけないってば。

でも、パシャ。

あれ?島が写ってたね。

モードを切り替えると、こんなもの(情報)まで見ることができる。

ものすごい速度で飛んでるねえ。退屈せんね。あー楽し。

またしてもサルと化す。

高度がずいぶん下がってきた。陸が見えてきた。

どのへんかな。もうつくのかな。

へえ。こんな航路なんだ。

もうつくよ。

ついた。

乗ってきたのと同型機。

タービンの形状が独特。飛ぶ気満々て感じ。

この写真だけのカメラで。

ようやくピントの合った写真の登場である。

さあ、んちへ向かいましょう。

コメント