「パスポート、落とした」
ぬぁんだって~
美術館の中を探しても見つからない。
受付に届け出たけど、連絡なし。
パスポートの控えもとっていないし、名前や印も付けていなかった・・・
首から下げさせるべきだった。
気分は・・・どよ~ん
なんたって、1つ目、最初の施設ですから。
怒るよりも不安ですよ、こんなんで都会の一人暮らし無事なのかしらん。
# 後で見た星占い、 ホントに12位だったよ。
蒸発してしまいそうな暑さの中、気力を振り絞り、次の地中美術館へ行きましょう。
まず、地中美術館チケットセンターで整理券を見せて、チケットを購入。
またまた暑い中を歩いて2,3分の地中美術館へ。
涼しい季節だったら、楽しいウォーキングになるのになぁ。
2つ目の安藤忠雄さん設計の建物です。
迷路のような建物。不思議な空間。
特にクロード・モネの部屋へ入る手前のポジションが最高。
一面が白、白、白。床のタイルも白。
天窓からの明かりも絵画のよう。
モネのための建物、とさえ思える。
人数制限されスリッパに履き替えての鑑賞、静かで贅沢な空間を味わえる。
歩くと宙に浮いているような感じがする。
もっとこの部屋に居たい・・・
次に印象的だったのがウォルター・デ・マリアの部屋。
広い空間がほとんど階段で占められ、正面の見上げたところに大きな球体がある。
なんだこの静寂さは?
不思議な清清しさを味わい、心の汚れが洗われていくような感じ。
ずっとここに居たい。ずっとこの階段に座って居たい。
美術館のスタッフの方たちは白装束。
そして、小さな声。控えめな動作。
美術館の雰囲気を崩さないように努力されているようです。
私にはできないな
迷路といえば、トイレの場所がわからなかった~
トイレから出ても迷子になったし、これは方向音痴と関係あるのかしらん?
そんなこんなで池中美術館を堪能し、ベネッセハウス ミュージアムへと向かうのでした。
つづく。
コメント