「こんにちはー。」
物静かなこんにちはが聞こえてきた。修理のヒトだ。
おかまいなしに、くつろぐくぅ。相手によっては、玄関の挨拶だけでウォン!ウォン!いうのにな。何が違うんだろ。違いが分かってるんかな。
当初の予想どおりハードディスク交換。あっという間に作業完了。前回ひっかかった診断テストも、エラー発生せず。
足下をうろついてますが、これは作業完了後ですから、念のため。
前回(先週末)、電源を交換して頂いたおり、今西さんにイヌアレルギーがないことは確認済み。
ぢつは、前回…
「イヌいます情報、伝わってますか?」
「はい。」
「じゃ、大丈夫なんですね。」
「どちらかというと、好きです。」
じゃ、くぅのトレーニングです。
はい出動。テケテケテケー。
吠えませんね。
一体、なんなんでしょう。吠えられるヒト、吠えられないヒト。
何か区別してるってことですよね。
これまでのところ、(見た目)落ち着いているヒト(テンションの落ち着いているヒト)には決して吠えませんね。
これは、撮影チャーンス。
「写真、何枚か撮らせてもらっていいですか?」
「はい、大丈夫です。」
パシャパシャ
#なんと、カードが入っておらず、データ無し。がーん。チャンスだったのに。
#しかし、これほど早くに再会出来るとは。
今西さん「くぅちゃーん。」
覚えてくれてたんだ。ま、先週会ったとは言えど。
ホントに好きなんやね。あ、違うか。名前を覚えることも営業さんのお仕事だよね。
でも、なにせイヌだからね。ホントに好きじゃなきゃ、覚えられないよね。だから、彼はホントにイヌが好きなんだろう。
さて、「ステイ」をかけていたにも係わらず、動こうとするので軽く「ノー」
立ち止まりシットし、私を見上げる姿に今西さん、目を丸くして
「賢いですねー。きちんと対応できるんですね。」
それは営業トークかい?
「昨日、試験で不合格だったんですけどね。」
自分も何を言っているんだか。
「いえ、とても賢いです。」
人様に賢いと言って頂けるのはトレーニングのご褒美だね。うれしいね。
「ありがとう。また来てね。」
「あ、会えない方がいいのか。」
「そうですね。」
くぅをだっこ。さあ、できるかなー、くぅちゃん。最後にもう一度、今西さんを驚かそうよ。
「バイバーイ。またね-。」
~激しく前脚を振るくぅ~
またまた、今西さん、目を丸くする。
「す、すごいですねー。そんなことも…」
くくくっ。
いつだって、くぅのバイバイは基本うける。
しかし、試験にはなんのメリットもない。
うけるのが大事。
ということで、今から初期化。
うまくいけば、今日中に発送できそう。
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