横浜ランドマークタワー

Diary

おおぅっ。あそこが今回の宿か。ずいぶん高いな。

横浜みなとみらいのシンボル、ランドマークタワー(70階建て、296.33m)は日本で4番目に高い構造物なんだそうだ。

ホテルに着いた時、ちょうどフラの人たちが踊っていたよ。ここではたくさんのイベントも催されているようだ。

よーく見ると「撮影禁止」の張り紙が見えたよ。

手遅れだよ。ごめんなさい。これ以上、撮ってませんから。

私たちは普通のツインを頼んでいたのだが、フロントで「料金アップ無しにデラックスツインのお部屋をご用意しております。」と。

の友達も同じサービスを受けたという。このことか。

ただ、ちょっと不吉だったのが、「お部屋は従来、喫煙ルームでしたが、消臭対応しておりますので…」と。

なに。大丈夫なのか。部屋がたばこ臭いのは絶対に困るのだが。

案内を断り(断らなければ良かった)、63階のデラックスツインルームへ向かう。

エレベーターの中で、他のお客さんが「自分たちは○○階、上は高いから無理だよ。」みたいなことを話していた。

えへん。自分たちはお金は出してないくせに、上の方の階だよ。

ところが…

ピーーン。エレベータの扉が開いたとたん、あぶない香り(臭い)がプンプンしてる。

最悪や。

殆ど息を止め廊下を歩き、ついたお部屋はこれ。

美しい。

確かにデラックスツインは美しい。

シャワールームも完備していてリッチ感はある。

確かにスタンダードツインにはシャワールームはない。

窓から見下ろす景色も素晴らしい。

これは、北東向き、つまり、横浜ベイブリッジなどのシーサイドの主となる景観が一望できるお部屋を準備していただいたからだね。ありがとう。

階下を見おろすと、アミューズメント施設もあるのかな。ゆっくんにはまだまだ楽しめそうにない絶叫系もあるな。

#ベイブリッジを望める横浜港側の客室は、ほんとは+3,150円だそうだ。

このリッチ感をリッチと思えた時間は、眺望に浮かれて写真撮影していた束の間の2分程度が限界であった。

耐えられん。無理。この部屋で生きていくことは無理。

「そうだ、まてよ。いいもんがあるぞ。諦める前に、これでなんとかならんやろうか。」

くぅちゃんの気を引くために用意していたオレンジのエッセンシャルオイル。

これでなんとかなるのではないだろうか。

「これ、ティッシュにでもたらしてみて~1滴でいいから。」

「いいよ。」

「えいえい。でんねえ。」

「えいっ。」

「ぎゃ~。全部出たー。」

な~に~。高級エッセンシャルオイルやぞぉー。

ティッシュが、オレンジ色に染まっている。ほぼ新品の瓶はほぼ空っぽ。うっ、うっ。

そんなことも徒労だった。

ほのかなオレンジの香りなんか、とてもかなう相手じゃなかったのだ。

エッセンシャルなんて出すんじゃなかった。

手強すぎ。もう無理。

フロントに電話する。

「す、すみません。せっかくいいお部屋準備していただいたので嬉しかったのですが、部屋のたばこ臭がガマンできません。ホントの禁煙室に変えてもらえませんか?」

本当は、こんなこと言いたくないんよ。

がまんしてみよう、いうつもりやったんよ。二人とも。

本当の禁煙室に案内してもらった。56階に変更だ。下の階になるのね。仕方ないよ。

でも、コーナーツインにしていただいたおかげで部屋はデラックスよりもより広く。

リッチ感のスケールダウンもさほど感じられない。

コーナーツインのおかげでシャワールームもある。

何より、あの嫌な臭いがない。

3日もあそこにいなくちゃならないと思うとぞっとする。

さて、この部屋は南西のようだ。ベイブリッジや横浜港は見えなくなったが、空気が澄んでいればきっと富士山が見えるのだろう。

夏は無理のようだが。

階下を見おろしてみる。

ここも都会だな。

高いところが好きな人は、是非一度この横浜ロイヤルパークホテルに足を運んでみてほしい。地上ほぼ300mからの景色は観覧車では得られない。

ちなみに東京スカイツリーの展望回廊が地上450m。展望デッキで地上350mである。

ここをずーっと左に行くと、山下公園やら横浜中華街があるんだよね。

休憩したら行ってみよう。

うーん。中華街。行きたい行きたいと思い続け、ほぼ3年、やっとその思いが叶いそうだ。

今回は叔母に会うこともなくなったし。もしかしたらもんじゃも…いくらなんでもそれは無理か。

とにかく。夜が待ち遠しい。

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