間違いなく人生で今ほど懸命に走るためにどうすればいいかを模索していることはない。
振り返ってみれば、小さい頃から速く走れる子供でなかった。自分は走るのが遅いと思っていたので、速く走ろうとか速く走りたいと思ったことすら過去一度もなかった。
さて今、1km4分の厚い壁にぶちあたっている。どんなにがんばっても切れない。

1キロ4分切るのは(普通にがんばってずっと)走っていればそのうちなんとかなる
と思っていた。甘かった。
まだフルマラソンで4時間を切れていなかった頃、1年間月200キロを目標に走り続けていたある日、思った。

自分って思い切り走ったら1キロ何分で走れるんだろ
5キロ程度走ったところでおもむろに目一杯走ってみた。2015年10月末。このとき4分1秒で走れた。というか走れてしまった。

ふーん。もう少しがんばればキロ4分切れる。
ところが2018年9月の今日現在、その4分1秒に一番近づいたのは2018年5月の朝霧湖10キロレース、しかも下り坂4分10秒が最高に速い1キロ。
な~に~。ここまで4分切れないとなると

がむしゃらに走ってさえいれば、いつかキロ4分切れる
なんていう楽観的なのは通用しない

根本的に何かがダメ
かといって、運動経験ない人には、じゃあ何がダメなんだかが分からないわけだよね。

もしかして走り方そのものに原因がある?
と思い始めた(今頃…)。ああ、そういえば自分は生まれてから今まで速く走りたいと考えたことが一度もなかったし、速く走れないことで悩んだこともなかったんだった、と思い出した。
そんな走るための努力も苦労もしない、天賦の才もない普通の五十半ばのおじさんが1キロ4分切れるわけがないのだ。
で、走り方について調べていくうちにたどり着いたのが

上半身を腰にのせて身体を運ぶ
だった。これであっているのか?謎。
まあ、しばらくこれ意識して走ってみよう。
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