愛媛マラソンまで19日。現時点で当日前後の天気は平年より暖かいとの予報。
フルマラソンがハーフマラソンの倍ではないことは分かっている。フルマラソンの折り返しは30キロというのもなんとなく分かる気がする。
実際、過去完走できた17本のフルマラソンのうち30キロからの12.195kmを短く感じたレースは3回だけ。
それでも、少しでもフルマラソンを楽に走る(せめて気持ちだけでも)ためにどうしたら良いか、は考えてみても損はないと思う。
考えてみた。
そうだ!2分割(21.0975km)するんじゃなくって3分割(14km)してみたらどうだろう。
3時間半を3分割は分かりやすい。1区間を1時間10分で走ればいいのだから。
1区間14kmといえば、普段「ウォームアップ+スピード練習+クールダウン」で走る距離より少し短い距離。これを3本続けて走る感じ。
…
2本でも考えにくいのに、続けて3本走るのか…
しかも最後の1本は疾走したいわけだから…
よっぽど1本目を抑えて走り出さないと、下手したら2本目でギブアップかもしれん。
1区間目の14キロ地点はゆっくんたちを目標に。
2区間目の28キロ地点は文化の森公園の入り口でローソンがあるところ。
3区間目でゴール。
こうしてプロット区間に着色してみると、3区間目がむちゃくちゃ長そうに見えるんだけど…
28キロ地点~37キロ地点(平田の坂を下って56号線に入るところ)までの9キロは疾走したらいかんね。
この区間でどれだけ「まだまだ行ける」という気持ちをもったまま辛抱できるかが勝負だな。
さて、過去3度ある30キロ以降が楽しくてしょうがなかったレースはどんな感じだったかというと次のとおり。
瀬戸内海タートルマラソン/2015年11月
記録:3時間55分58秒
14k:1時間19分22秒
28k:1時間17分07秒
GoaL:1時間19分30秒
小豆島の海岸沿いを走るこのコースは高低差が800m弱。ここで4時間を切って意気揚々。
翌2016年2月の愛媛マラソンに臨んだにもかかわらず全く思うように走れず。5キロの平均スプリットも小豆島とほぼ一緒の27分47秒という残念な結果に。
熊本城マラソン/2016年2月
記録:3時間42分36秒
14k:1時間12分57秒
28k:1時間14分43秒
GoaL:1時間13分35秒
実は直前の2週間前に(上記のすっきりしない)愛媛マラソンを走っていた。
熊本では本当にリラックスして走れたと思う。速く走ろうなんて気は皆無だったのに、スタートからゴールまで終始楽しくてしょうがなかった。そういえば小豆島もそうだったかもしれない。
5キロの平均スプリットは26分13秒と、なんと愛媛より1分30秒も速く走れている。
さらに20キロ過ぎてからの5キロラップが26:48>26:01>25:53>25:49とビルドアップと無敵状態(笑)だし。
ところが…この熊本城の1か月後…
ジョギング中、突然足の痛みに襲われ、そこからおよそ2年に渡りジョギングするのもやっと、というなんとも哀しい状況に陥った。
トレッドミルならなんとか1時間くらい走れることが分かってからは、ひたすらジム通い。
たまにロードに出ると足が痛くてまともに走れないという状態で随分と落ち込んだ。
下関海響マラソン/2017年11月
記録:3時間53分1秒
14k:1時間17分38秒
28k:1時間18分54秒
GoaL:1時間16分09秒
熊本城マラソン後の怪我から1年8か月、タイムは平凡だが、ようやく自分が走りたい走り方ができるようになったと確信できたレースだった。本当に嬉しかった。
ちなみに下関海響は高低差600m強。その2/3は後半に集中している。5キロの最速ラップ(26:48だけど)は30~35キロ区間。35~40キロ区間もセカンドラップ(27:09だけど)と高低差に関わらず元気満々という不思議ぶり。
こうしてふり返ってみると、小豆島・熊本・下関と遠征レースではなんともお気楽(というか楽しんで)に走っている。地元でこういう走りができんかね。まあ、そんなものなのかなあ。
この下関海響の結果に自信がついて、スピード練習(といっても㌔5分)を開始。
しかし颯爽と走り切れた下関海響マラソンから本命の愛媛マラソンまで2か月間は短かった。週に一度、可能な限り坂道走するのが精一杯だった。
ところがなぜか、狙ったわけではない2018年の愛媛マラソン(3:41:29)が結果、自己ベスト。しかし、30キロからゴールまでの苦痛といったらなかった。
14k:1時間11分03秒
28k:1時間11分22秒
GOAL:1時間19分04秒
もちろん、自己ベストを狙おうかというレースがお気楽になるはずもないけれど、狙って走っているわけでもないのに、こんなに苦しいって一体どういうこと…
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