第30回さめうらの郷湖畔マラソン

Half-Marathon

一週間前から雨が約束された時間帯に約束どおり雨、しかも豪雨、凄くない?

やり切ってきました。哀しいことにランパン忘れて22キロポンチョラン。気温が低くてほんと助かりました。

まさかランパン忘れていくとは…

でも、ポンチョのお陰?で最後まで小股を意識して走ることができた。ある意味、ポンチョは小股養成ギブス。雨の日のポンチョランもいいかもしれんと深く考えさせられる。

# 体調と事故に注意しなければいけないけれど…

さて結果、パーソナルベストを更新です。

1時間5301秒 ※ 久万のタイムを訳あり更新(後ほど)
47位/140人 ※ 50才おじさんの部(ふふ、半分より前)
195位/695人 ※ ハーフ順位(女子も含めてなのかな)

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毎レース5分短縮を公言していたが、久万(1:54:26)からしたら1分30秒ほどしか更新できてない。ここ「さめうらの郷」は1周11キロのコースを2周したのでハーフといっても22キロある。ハーフ(21.0975キロ)より距離が長め。ガーミン的には21.71kmとなっていた。

肝心のネットタイムは 1:49:00 キロ平均5分11秒の計算になる。

3週間後の初フルマラソン(瀬戸内海タートルマラソン)に向けて順調に仕上がったことを確信できた。よいレースになりました。これで、あと1回くらい30キロランこなしておけば、なんとなく気持ちよく完走できそうな気がしてきた。

あとから計測確認してびっくりしたのがアップダウン。

1,000メートル超えてる

ほんとか。最近、ガーミンの高度計測がちょっと怪しいところがあるからな。

スタート前アミノフライト4000を1包、5キロ過ぎくらいで塩飴1個、11キロ過ぎに再度アミノフライト4000を1包、水分は持たず給水所で水(イオン飲料でなく水)を一口ガーッと流し込み、口に蓄え、走りながら飲む(ちょこちょこ飲もうとするとむせるから)

ラストの給水所は利用しない

ゴール直前の給水(そして停止)は、かなり脚に来ることが分かってきたから避けることにした。

あと、今回から給水所では立ち止まらないことにした。がっとコップつかみ取って、走りながら大きめの一口をほうばって、コップ捨てて落ちついて飲む。このやり方が一番むせなくて良い感じ。

初めて周回マラソンを体験したが、1周目は我ながらよく我慢ができた。これは収穫。

1周目

初めてのコースなのでとにかく様子見。どこにどんな坂があるかをできるだけカラダに記憶しておくつもりで走りました。

特にスタートからの1キロは5:59。これ相当我慢した思う。

あと、5キロまでは絶対鼻から3回吸って3回吐くラン。

一周目のこのギリギリ6分超えないランを実践できたおかげで

キロあたりペースが一度も6分を超えなかった

のも初めてだったので嬉しい。

とにかく1周目は「もっと走りたい」いう気持ちを抑えておさえて我慢した。いや我慢した、いうのも違うかもしれない。自分をコントロールすることを楽しむようにした。

次々と自分を追いこしていくランナーさんたちのこと、なにも気にならなかったからね。

こういう精神状態がよい結果を生んだんだろう。いつもこういう走りをしなければならんよなあ。

問題は次のレースに同じようなメンタルと身体の制御ができるかどうか。次のハーフ、坊っちゃんで試される。

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2周目

今までなら「これはいける」と調子に乗ってグイグイいっただろうけど、まだ我慢できたのもよかった。

特に周回開始の5キロまでに辛い坂があった(ような気がした)ので「あの坂が終わるまではペースアップしない」と決めていた。実際、このあたりで何人かに抜かれたかな。それでも我慢。

1キロおきの看板地点に必ず一人のスタッフさんがおられるので

ありがとうございまーす

の声がけランを実践。

あれ?あの坂どこにいった?

不思議と1周目で感じた坂のキツさを感じない。

後から確認すると確かに坂があったのでテンションとカラダが順調にアップダウンを受けとめてくれたのか。

15キロ地点にさしかかり「今日もいつものヘロヘロタイムが始まるのか」とびびる。このとき確かにペースが落ちている。疲れてペースが落ちたわけではない。

ペースが落ちるのが嫌で頑張らなかった感じ

ところが、16キロ過ぎても17キロ過ぎても脚に来ない。おやおや?となりながらゴールがどんどん近づいてくる。

いかん。このまま力を出さずに走ったら負けや

少し頑張ってみることにした。気持ちに余裕があったんだね。

それまでに自分を追い越していったランナーさんを数名捕獲。

#結果、終盤6キロをだいたいキロ5分で走れてる。

会場に来る時に上った坂(階段82段?)で、最後の力を振り絞る前にゴールについてしまった。少し拍子抜け。

#直前の久万高原では最後の2キロの緩い上り坂で痛い目にあった。ここでも「脚に来たら嫌だ」となんとなくセーブしながら上がったから。

やはり、マラソンは「自分がしんどくない速度」で走るのが一番気持ちいい(これは松野町や小豆島でも感じた)

ヘロヘロになるまで精一杯走れば頑張った感があるのだけれど、レースを上手く賢く走りきるには

終始自分をセーブ

レースを通して気持ちにも体力にも余力を持って

いなければならないんだな、と何度も何度も頷く自分であった。

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