もしかして走りやすいかも
と期待して武左衛門マラソンに初エントリー。
結果から言うと1時間44分33秒(ここはグロスタイムしかない)は4年3ヵ月ぶりの自己ベスト更新。ぼっちランとなったあの美作サーキットを27秒更新できた。
ハーフを走るには若干の不安を抱えつつおそるおそる走ったのがかえってよかったのか。折り返しは15kmと自分に言い聞かせ、今のペースで走っていて残り5キロを全力走できるのかを自分に問いながら我慢して走ることができた。
愛媛、東京と残念なレース結果が続き若干しょぼんとなっていたので、モチベーションアップとなるレースとなった。ほんとよかった、一安心。これでまた走る気力が生まれた気がする。
5時起床、食事をとって出発したのは6時少しすぎ。鬼北町に入る頃の外気温は3度近く。大丈夫、お日様は出ている。天気予報ではスタート時(9時半)7度、終了時(11時半頃)10度、ハーフ走るには良い感じなのではなかろか。
開催地の鬼北町は、松山からだと高速使って内子で降りて一般道を40キロ、1時間20分あれば到着する。例年まつの桃源郷で向かうところなので初めて参加という気がしない。
ところで、レースの3日前、シーパマコトへ向かい昼食(JAF優待で鯛飯セットが安かったよ)と温泉(勤労者福祉サービスで安かったよ。笑)で汗を流し折り返す。
36キロ走ったところで、これ以上くたびれるのはまずいと思い走るのをやめた。ちょうど平田の坂を下り終わったところからうちまで9キロ。歩き始めは家につけるのか不安なくらい遠く感じたよ。
歩くことは想定していたし、スタミナに不安があったのでちょうどいいウォーキングとなったはず。
今年はレース前2日とレース後2日は完全休養を実践すべく、金・土も一切走らず当日を迎えた。これ良かったのかな。
東京マラソンを走った後、まあまあ抜け殻になってしまい全然走れていない。23日時点で(武左衛門まで)たったの109キロしか走っていない。
走らない日が続くほどに微妙な痛みがあちこちに移動していく。これは毎度のことで走り出すと消えていくから心配していない。
さて、武左衛門マラソンでは10kmの部とハーフの部があり、エントリー数は10kmが100人、ハーフが200人ほどの参加の手作り感満々の大会だ。
ちなみにハーフは、松山からの参加が80人くらい、高知県からの参加も80人くらいだった。
コースは、鬼北町立日吉小学校を降りた道をスタートし、広見川をひたすら遡る。距離が半分に到達したら折り返しスタート地点でゴ~~~~ル、という往復コースになる。
往路は川を遡るので基本登り、復路は折り返し下る。前半どれだけ我慢できて、折り返しから3/4できるだけ我慢して走り、残り1/4でどれだけめいっぱい頑張れるか、という走りが目標だ。
スタート地点と折り返し地点の高低差は数値的に100m位しかない。が実際走ってみると蛇行した川沿いに何度も何度もアップダウンを繰り返すコースとなっている。
▼武左衛門ハーフマラソンのコース高低差(総高度上昇:535m、Garmin 630J計測)
走ってみて気づくのは、トータルの高低差ほど走りにくさは感じない不思議なコースだった。
この雰囲気(あくまで雰囲気)は早明浦ダムの周囲を周回するさめうらの郷マラソンに似ている。
アップダウンを繰り返すといえばまつの桃源郷も同じなはずだが、あそこは何故か苦手なタイプ。うまく走れたことが一度もない。なんで。
武左衛門は小さなアップダウンを繰り返す。桃源郷は大きなアップダウンがボコンボコンといくつかある。だからかな。
▼まつの桃源郷ハーフマラソンのコース高低差(総高度上昇:549m、Garmin 620J計測)
自分は、どうも大きめのアップダウン(変化)に弱いらしい。そういえば愛媛もこんな感じなのかなあ。
来月の桃源郷は久しぶりにハーフなので、なんとかこの苦手感を克服できるよう工夫して走ってみたい。今回のように後半上げていけるよう、いかに前半(全体の3/4)我慢できるかが鍵となりそう。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
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4’35 | 4’52 | 5’08 | 5’10 | 5’12 | 5’04 | 5’14 | 5’22 | 5’12 | 5’16 | |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
4’58 | 5’02 | 5’05 | 4’57 | 5’00 | 4’53 | 4’46 | 4’45 | 4’44 | 4’41 | 4’40 |
数値を見ると、10キロまでの平均キロラップが5分7秒、後半は4分52秒。ラスト5キロをきれいにビルドアップで上がることができた。
まあ、これは下り続けたので、普通に走ればそうなるだろう、という結果なのだけれどね。
スタートで突っ込みすぎたのはご愛敬ということで…
逆にこんなに突っ込んで入ったけれど、登りが始まって適度にペースダウンしていけてよかったね、みたいな。
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