
マラソンは難しい
ウェア
上/skins,アームウォーマー(オレンジ)
下/skins A400,nsbc
足/tabio(5本指),adiZERO japan BOOST 3 (28cm)
Start | 5k | 10k | 15k | 20k | 中間 | 25 k | 30 k | 35 k | 40 k | Fin |
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01:50 | 25:54 | 25:20 | 25:27 | 26:27 | 05:51 | 19:50 | 26:16 | 28:04 | 29:39 | 11:18 |
第57回愛媛マラソンは3時間45分56秒という、どちらかというと振り返りたくない、ふがいない結果に終わってしまった。
しかし、次のためにも反省は必要だ。反省しておこう。
フルマラソンはいかに力を抜き走れるかが肝心ということを改めて学ばせてもらった。
10kmでもハーフでもないフルマラソンらしい走り方をしなければならない。
「今の自分にできる走りをしよう」と一度も時計を見ることなく走りきった昨年と違い、今年は「もしかしたら(頑張れば)サブ3.5達成できるかもしれない」という気持ちでいたがために、時間に振り回されて走ってしまった。
練習不足と分かっていても、そのスタートラインに立ったとき心地良い充実感に包まれていたのは去年。
今年はそれ(心地よさ)が全くなかった。トイレのことウェアのこと。何かやり残しているような、落ち着きなく、そわそわしていた。身体はがちがちだったろう。
そもそもサブ3.5を達成するための計画を立てた時点でアウトだったかもしれない。
計画通りに走れることなんてできないことは分かっているのに。

わかってないよなあ
何かが違う
最初から最後まで「何か違うなあ」と思いながらの42.195キロだった。
まず声がけランが全くできてなかった。次にエイドで補給したのはバナナのみ、しかも1回限り。ジェルやサプリを山ほど持参していたのもあるが余裕がなさすぎだ…苦笑
レース当日、会場に着いて普段なら意識したことのないマッサージ・テーピングブースへ足が向かう。
前日、階段を降りるときだけ左足首のくるぶしに妙な痛みを感じた。どこかで捻ったという認識がなかったのに急に。平地も上りもなんともないのに下りだけ変だ。
今思えば10日ほど前に転倒した影響が出たのかもしれない。
で、人生初のテーピング。でも左足首だけ。
問診で

いつから痛みがありますか?

昨日からです。
階段を降りるときだけ変な感じがあります。
上がるときは感じません。
これでやめておけばいいのに

左脚だけでいいです
そんな判断は自分がすることじゃなかった。事実だけ伝え、それにどう対処するかはプロフェッショナルに任せておくべきだった。ブースを出てから若干後悔した。
例年通りCブロックスタートなのだが、今年は入場の案内がある前から意識して並んでしまった。去年と違って日も照っていたし、早く並んでも損はない。大丈夫だろうと。ここでも気持ちに余裕がないのがわかる。
開会式も終わり、スタートグリッドに並び始める。今年もほぼ県庁真横で待機することとなった。
県庁トイレダッシュ組
しかし、毎度のことながらここに並ぶと気持ちよくないものを目の当たりにする。
後方から多くのランナーが我先にと歩道を走って県庁になだれ込む。用を足しているのかどうか知るよしもないが、出てきたランナーは一様に目の前のCブロックに入るどころか、さらに前方のブロックに向かってダッシュする。

これどうにかならないのか
主催者も分かっているだろうに対応していないように見える。せめて拡声器で「元のブロックに戻りなさい!」くらいの発声(警告)はできないのかな。
まあ、そこまでしてタイムを短縮しようとすることに、この先のレースで良いことが待っているとはあまり思えないのだが。
いや、そんなことはいい。自分のことに戻らなくては。
身体の違和感は25キロから始まった。「右足裏」がおかしい。
「インソールが変形して盛り上がって足裏に当たってるんじゃないか?」とまで思った。実際はそんなことはなかったのだが。
一体足の裏はどうなってるんだ。靴を脱いで確かめたい。靴を脱いで早く楽になりたい。
この痛みは結局、40キロを超えるまで続いた。
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