第35回瀬戸内海タートルマラソン(1)

Full-marathon

ランニング始めて何が一番変わったかって、マメになったってことかな。日を増す毎に詳細になってきている気がする。我ながらここまで細かい人になるとは。いつまで飽きずに続けられるのだろう。

さて小豆島。人生初のフルマラソン。朝3時起き。夜明け前の松山道~高松道、高速2時間、milkさまの運転でまっしぐら。夜には雨模様の天気予報だが、早朝の高速は晴れていた。

高松へ向かう高速の車中、運転はお任せして(ほんとにありがと)去年30年ぶりに再会した同級生ケンゴくんとの会話

ケンゴ「まあ、今日は初めてなんだし、小豆島なんだし、キロ7分くらいで様子を見よう」

キロ7分というと5時間ペース。小豆島は制限時間が5時間半なので制限枠に限りなく近いね。

42.195キロを生まれて初めて(事前の30キロ走が人生最長距離)走ろいう50のおじさんが「4時間切りたいんよ」とか「(2か月後の)愛媛マラソンで3時間半切りたいんよ」なんていうのは現実味がないよね。

高松へ着き、5月の小豆島オリーブハーフのときに見つけておいた安い駐車場(パラカ)にすんなり到着し、港まで約10分、高松~土庄6時25分の始発便に間に合った。

フェリーの中はランナーさんでほぼほぼ缶詰。椅子に座れるはずもなく、表の甲板にまでワラワラ座ってらっしゃる。しかし、さすがに外は体に悪いやろうと室内へ。

「締切」と書かれた売店入り口の横が空いていたので、持参した携帯座布団(持ってきといてホントよかった)敷いて、ほっと一安心。土庄まで1時間、脚を伸ばして休憩。

脚を伸ばしたとたんにフェリーが出航。ほっ。

さあ何をおいても、まずはレースの結果からいきましょう。

  • 4:14:04 6:01/キロ
  • 451位/1407人
  • 126位/406人(50~65歳)

turtle2

約1時間の船旅はケンゴと色々しゃべったなあ。いざ小豆島着。ここでも小豆島に慣れきったケンゴは、まだ誰も到着していない休憩所までスイスイと移動してゆく。助かるわ。

スタートまでに1時間ほど時間があったので、帰ってきてからの休憩所と荷物置き場とを確保した後、スタート会場近くで配られている無料にゅうめんをmilkさんとともに一杯ずついただく(ケンゴは2杯喰ってた。さすが19回目、余裕やなあ)。

腹ごしらえの終わった二人はゆっくりとスタート場へ。

今回はとにかく、小豆島19回目というケンゴがいてくれるおかげで、精神的にも肉体的にもジタバタすることがなく、ストレスゼロだったのが本当に有難かった。

「この辺にしよう」というケンゴが選んだ場所はスタートラインから20mも離れていない。え?そんなに走る人少なかった?そんなわけはないのだ1,400人近くのランナーが走るはず。

ふと気づけば「3時間台」と書かれたプレートを持った係の人が私たちの目の前に表れる。あちゃー、やっぱり。

振り返ると遙か後ろに「4時間台」と書かれたプレートを持つ人が…あそこより後ろが私の定められた位置。

「け、けんごくん、こんなとこにおってええの?」

ケンゴ「ええんよ、この人が(と目の前のおじさんを指さす)3時間台で走れるように見える?並んだもんがちやけん」

ええええーええのそんなんで、とペチャクチャしとる間にカウントダウン。「10,9,8,7~3,2,1,ドーン」

さあとうとう、人生初のフルマラソンが始まったᕕ( ᐛ )ᕗ

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