ランニング始めて何が一番変わったかって、マメになったってことかな。日を増す毎に詳細になってきている気がする。我ながらここまで細かい人になるとは。いつまで飽きずに続けられるのだろう。
さて小豆島。人生初のフルマラソン。朝3時起き。夜明け前の松山道~高松道、高速2時間、milkさまの運転でまっしぐら。夜には雨模様の天気予報だが、早朝の高速は晴れていた。
高松へ向かう高速の車中、運転はお任せして(ほんとにありがと)去年30年ぶりに再会した同級生ケンゴくんとの会話
ケンゴ「まあ、今日は初めてなんだし、小豆島なんだし、キロ7分くらいで様子を見よう」
キロ7分というと5時間ペース。小豆島は制限時間が5時間半なので制限枠に限りなく近いね。
42.195キロを生まれて初めて(事前の30キロ走が人生最長距離)走ろいう50のおじさんが「4時間切りたいんよ」とか「(2か月後の)愛媛マラソンで3時間半切りたいんよ」なんていうのは現実味がないよね。
高松へ着き、5月の小豆島オリーブハーフのときに見つけておいた安い駐車場(パラカ)にすんなり到着し、港まで約10分、高松~土庄6時25分の始発便に間に合った。
フェリーの中はランナーさんでほぼほぼ缶詰。椅子に座れるはずもなく、表の甲板にまでワラワラ座ってらっしゃる。しかし、さすがに外は体に悪いやろうと室内へ。
「締切」と書かれた売店入り口の横が空いていたので、持参した携帯座布団(持ってきといてホントよかった)敷いて、ほっと一安心。土庄まで1時間、脚を伸ばして休憩。
脚を伸ばしたとたんにフェリーが出航。ほっ。
さあ何をおいても、まずはレースの結果からいきましょう。
- 4:14:04 6:01/キロ
- 451位/1407人
- 126位/406人(50~65歳)
約1時間の船旅はケンゴと色々しゃべったなあ。いざ小豆島着。ここでも小豆島に慣れきったケンゴは、まだ誰も到着していない休憩所までスイスイと移動してゆく。助かるわ。
スタートまでに1時間ほど時間があったので、帰ってきてからの休憩所と荷物置き場とを確保した後、スタート会場近くで配られている無料にゅうめんをmilkさんとともに一杯ずついただく(ケンゴは2杯喰ってた。さすが19回目、余裕やなあ)。
腹ごしらえの終わった二人はゆっくりとスタート場へ。
今回はとにかく、小豆島19回目というケンゴがいてくれるおかげで、精神的にも肉体的にもジタバタすることがなく、ストレスゼロだったのが本当に有難かった。
「この辺にしよう」というケンゴが選んだ場所はスタートラインから20mも離れていない。え?そんなに走る人少なかった?そんなわけはないのだ1,400人近くのランナーが走るはず。
ふと気づけば「3時間台」と書かれたプレートを持った係の人が私たちの目の前に表れる。あちゃー、やっぱり。
振り返ると遙か後ろに「4時間台」と書かれたプレートを持つ人が…あそこより後ろが私の定められた位置。
「け、けんごくん、こんなとこにおってええの?」
ケンゴ「ええんよ、この人が(と目の前のおじさんを指さす)3時間台で走れるように見える?並んだもんがちやけん」
ええええーええのそんなんで、とペチャクチャしとる間にカウントダウン。「10,9,8,7~3,2,1,ドーン」
さあとうとう、人生初のフルマラソンが始まったᕕ( ᐛ )ᕗ
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